Vol.69「バランスを実現する」

6月21日は、国際ヨガデーでした。それに関連して「イギリス議会で、呼吸法&ヨガセッション」というニュースを発見。ヨガデーにちなんだデモンストレーションのイベントだったかもしれませんが、心を落ち着かせ、リラックスする機会を今のイギリス議会で行ったのはタイムリーですね。実際に継続して行えば、その後の選択や行動に何かしら影響をもたらすかも。。。

さて、企業に目を移すと、心身のバランスを崩す人が後を絶たないのが現状です。知る限りではありますが、対応するカウンセラーの方も過度のストレスを抱えていることが少なくありません。対処法だけでは抜本的な変化には至らないかもしれませんが、心を落ち着かせるという点で、企業にも組織的に呼吸法やヨガを積極的に取り入れて活用するのもアリだと思います。

さらに、呼吸法やヨガと密接につながってるのが瞑想です。瞑想と言えば、DODでもマインドフルネスに関するセミナーも開催してきました。

少なくとも私個人の周囲では、マインドフルネスの考え方や瞑想を取り入れてる方は多いですが、企業や社会全体でみると絶対数は少ないのが現状です。さらに、ヨガや呼吸法はまだしも、企業内で瞑想という言葉を口に出すと、精神世界というイメージからか、あからさまに拒否反応を示す方もいます。

会社員時代の私は、自席から出て作業や考え事をするのが当たり前の不良社員でした。合間で、人のいないスペースやカフェで瞑想したり、心を落ち着けるのは当時から今でも普通のことです。特に、外に出てはいけないというルールはないのに、なぜ皆決まった場所で、従前のやり方でしか仕事をしないのかなと思ったり。。。もっと好きなようにすればいいのにと今でも考えてます。

実際、ワークライフバランスが叫ばれて久しいですが、実際に皆さんの職場で新たな文化、スタイルや考え方は生まれてるでしょうか?

皆と違う行動を取ると、出る杭は打たれることもありますが、周りに伝播していく可能性もあります。そのためにも、まずは自分から変化を生み出す。この機会に、新たなワークスタイルを考えてみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございます。

(DODパートナー:坂本 敬行)