Vol.70「アナログでいこう」
私は14歳からパソコンに触り始めていますが、更に遡って12歳の頃には任天堂のゲーム機をTVに繋いで楽しんでいました。
更に遡ると、ゲームウォッチというこれまた任天堂のゲーム機で遊んでいました。
そう考えると、もう40年近くもデジタル機器に触れ続けているわけです。
パソコン、スマホ。
いまやデジタル機器に触れたり見ていない時間のほうが少ないくらい。
気がつけばテレビやラジオさえデジタル機器ですからね。
だからこそ、アナログなものに安心感ややすらぎを感じる今日このごろです。
時間の進み方がゆっくりになる気がします。
知りたいことがすぐに分からないというのは、人に考える時間を与えてくれます。
情報のカオスから少し離れてみるのもいいものです。
ここ1~2年は、山に登ったり、海でヨットを楽しんだり、電波の届きにくい場所でキャンプを楽しんだりすることもあります。
そこから見える、空、海、風、木々、生き物たち。
ようやくそんなものたちの素晴らしさに気づき始めました。
先月は家族3人でホタルを追いかけました。
なかなか思い出深い、いい時間でした。
ONとOFFって仕事と私生活を意味することに使われますが、これからはデジタル機器とのONとOFFにこそ価値がある気がします。
まぁ、視力も落ちてきたことですし、あまり液晶画面ばかり見ないで、慌ててメールやメッセージの返事もせずに過ごすのも悪く無いですね。
お盆休みあたり、みなさんもアナログで過ごしてみるというのはいかがでしょう。
(DODパートナー:中川繁勝)