ワールド・カフェとは?
Juanita Brown(アニータ・ブラウン)氏とDavid Isaacs(デイビッド・アイザックス)氏によって、1995年に開発・提唱されました。
当時二人が、知的資本経営に関するリーダーを自宅に招いた話し合いの場において、ゲストがリラックスしてオープンに生成的な話し合いを行えるように、様々な工夫を凝らした空間で話し合いを行った結果、創造性に富んだダイアローグを行うことができたことが始まりとなります。
その後、想像できないほど多くの知識や洞察が生まれたことに感銘を受けた二人が、その経験から主体性と創造性を高める話し合いのエッセンスを抽出してまとめたのがワールド・カフェです。
「知識や知恵は、機能的な会議室の中で生まれるのではなく、人々がオープンに会話を行い、自由にネットワークを築くことのできる『カフェ』のような空間でこそ創発される」という考えに基づいた話し合いの手法です。
- 本物のカフェのようにリラックスした雰囲気の中で、テーマに集中した対話を行います。
- 自分の意見を否定されず、尊重されるという安全な場で、相手の意見を聞き、つながりを意識しながら自分の意見を伝えることにより生まれる場の一体感を味わえます。
- メンバーの組み合わせを変えながら、4~5人単位の小グループで話し合いを続けることにより、あたかも参加者全員が話し合っているような効果が得られます。
- 参加者数は12人から、1,000人以上でも実施可能です。
ワールド・カフェの基礎を学ぶ
わたしたちは、ワールド・カフェの開催やファシリテーターの実践を目指す方に向けに、
「ワールド・カフェのつくりかた」という基礎講座を提供しています。
今後の開催情報は【イベント情報】か【開催イベント】ページでご確認ください。
【レポート】7/27 「ワールド・カフェのつくりかた」
2014年7月29日
参考図書
ワールド・カフェ~カフェ的会話が未来を創る~アニータ・ブラウン
デイビッド・アイザックス 著
香取一昭 川口大輔 訳
ワールド・カフェをやろう!
香取 一昭 大川 恒