【レポート】6/8 「ワールド・カフェのつくりかた」
【開催概要】
●タイトル: 対話の場づくり実践シリーズ「ワールド・カフェのつくりかた」
●主催 : ダイナミクス・オブ・ダイアログLLP
●日時 : 2014年6月8日(日)10:00~18:00
●場所 : 東京体育館 第4会議室
●参加人数: 14名
●ファシリテーター: しげさん(中川繁勝@DOD)
当日の様子
本日は、山口県からお越しの方も!
ハワイアンの音楽にリラックスしながら、「ワールド・カフェのつくりかた」開始です!
しげさんの挨拶にはじまり、スタッフの紹介。
名札をつくってもらい、参加者のみなさん自身の自己紹介シートを記入してもらいます。
本日の流れとテーマについて説明。
お互いに交流し、共有する場づくりをみなさんにお願いします。
負けないじゃんけんでお互いの息を合わせるアイスブレイクです。
徐々に場が温まり、そろそろワールド・カフェ体験の時間です。
ここでワールド・カフェの手順について説明します。
ワールド・カフェ体験をする前に
皆で(イラストを)描く練習をしたり、マーカーを握ってもらったりします。
ワールド・カフェ体験
本日の問い「チームの元気の素って何?」
<なぜ、この問いか?>
参加者のみなさんは、ワールド・カフェを開催する予定がある方やワールド・カフェをやりたいという思いを持つ方ばかりです。
実際に、自分のチームや組織でやるときに、どうしたら元気になれるのか?
そんなことを考えてもらうための問いです。
(by しげさん)
2ラウンド、3ラウンドと同じ問いで行ないます。
ワールド・カフェ後に、気づきをポストイットに書いて、全員で共有して、午前は終了です。
ワールド・カフェとは
ワールド・カフェ誕生のストーリーから始まり、開催におけるポイントと注意点等をお伝えしていきます。
みなさん、真剣にメモを取っていました。
ここからは、参加者の皆さん自身で自分のワールド・カフェを企画していきます。
「ワールド・カフェ開催にあたり、何を考えて準備しますか?」
ワールド・カフェを企画する上で大事なことを伝えつつ、企画シートを配布。
ワールド・カフェの目的を定義します。
それぞれが考えた目的をグループで共有します。
目的の重要性を事例を共有することで、多様な意見、アドバイスをもらうだけでなく、話すことで自分でも理解を深めてもらいます。
問いについて
目的と問いの関係性について深めます。
参加者それぞれが設定した目的に沿って、グループ内で共有。その後、お互いに問いの質について検討し合いました。「力強い問い」を検討することで、問いの重要性を感じてもらいます。
問いに関する対話を通して、「!」と気づけるアプローチを見つけた方もいらっしゃったようです。
参加者の声(抜粋)
以下、ご参加のみなさんからの感想を一部ご紹介します。
- 問いをグループのメンバーでもむことができてよかった。
- 同じ職場同士では絶対に出てこない意見もあり、とても参考になった。
- 実際にやってみたいと思いました。
- 問いを立てることの難しさと大事さが知れてよかった。
- 企画シートを用いた設計によって、考え方、つくり方が以前よりも納得できた。
- これからプログラムを考えていく上で気をつけるべきポイントがわかった。
参加いただいた皆さんありがとうございました。
ご参加のみなさんには、今回のワークショプで得た対話の経験やコツをぜひ活かしていただきたいと思っています。
(レポート:DODパートナー 中川繁勝)