プレイベント第2弾 「会社でもっとワールド・カフェ!」開催報告
イベント概要
●タイトル: ワールド・カフェ・ウィーク2010 プレイベント第2弾
●主催: ワールド・カフェ・ウィーク実行委員会
●日時: 2010年3月27日(土) 13:00~16:30
●場所: 東京都中央区の会場
●会費: 2,000円
●参加人数: 26名
●テーマ: 会社でもっとワールド・カフェ!
●ラウンド数: 3回+事例発表+全体シェア
●問い
会社でもっとうまくワールド・カフェを導入するには?
●問いの意図
漠然とした問いですが、そうすることでいろい ろな観点から会社での導入の方法や、うまく進める手法を話してもらいたいという趣旨です。
当日の様子
今回は定員30名のところ、当日キャンセルなどもあり25名の方にご参加いただきました。1テーブル4~5名となり、ちょうどよい状況でした。そして前回に引き続きの和室です。
ワー ルド・カフェでは3ラウンドが基本とされていますが、ファシリテーターの中川さんは通常4ラウンド行っているそうです。今回も4ラウンドでした。
さらに今回は初めての試み、「参加している自分の振り返り」という時間がありました。1ラウンド目を終えたところで、参加者のみなさんに目をつぶっていただ き、直前の自分の対話を振り返ってもらうのです。
・自分の考えや思いを話せていたか
・話しすぎていなかったか
・相 手の話を聞けていたか
これを2ラウンド目の終りにも実施。
各自がこのポイントを意識することで、お互いが話しやすくな り、良い対話空間になるのではないかという意図からだそうです。
3ラウンド目を終えたところで休憩。
実はこの休憩が3.5ラウンド目を自然誘発して、そこかしこで自由な対話がおこっていました。
ワールド・カフェはそもそもカジュアルにカフェで話すかのように自由に話せる場ですが、この休憩までは少し「ワールド・カフェをしなくちゃ」という枠にはまっていたようです。休憩に入ったことで、本当に自由に話したいことを話す雰囲気が生まれました。
その後、企業事例を ゲストファシリテーターの原洋子さんにお話しいただきました。
質疑応答も含めて40分ほどです。
ここまでの対話と企業事例を踏まえ て、ホームに戻っての4ラウンド目。
最後は説明役のホストの方が残り、他の方は全員で他のテーブルにお邪魔して自由に全体共有。
この時間は「ワールド・カフェ」の枠からも外れて、みなさん自由に対話の結果や感想を話し合われていました。
今回は3時間半と大分余裕をもって開催することができました。こ れだけ時間があると、余分な時間の中での自由な対話が、ワールド・カフェをさらに促進してくれるようで、とてもいい場になりました。
参加者の声
・冒頭のアイスブレイクで自己紹介をじっくり時間をかけて出来たので良かった。
・各ラウンド終了後に、眼をつぶって「満足に話せましたか?」「話をし過ぎてしまいましたか?」「良く聴いていましたか?」 の質問をしてもらえたことで、自分の対話を振返ることが出来、次のラウンドにより良い対話をしようと思えた。
・ゲストの原さんの話で、ワールド・カフェ参加者に対する細かい配慮方法やファシリテーターとしての在り方を話してもらえて、実践的する上でとても参考になった。
・参加者からの質問時間を多くとって頂いたので、自分では気づいていない視点を学ぶことが出来た。
・WCに初めて参加したけど楽しかった。初めて会った人とすごい仲良く話せることに驚いた。
・問いの大切さを感じた。
・みんなが社内でやったという経験を聞いて、自分もやろうと思いました。
・WCを社内などに導入するには、普段からコミュニケーションを取り対話することの必要性を感じてもらうことが大事だと思った。
・自分と同じように周りの人もWCを社内で開きたいけど、苦労していることがわかった。
・この会場に来るまでは、あまり乗る気がしなかったけど、来て参加してみたら、本当に楽しんでいる自分がいた。今日は参加して良かった。