vol.109「 "今ここ"の自分に気づくとは」

先日、ヒーローズジャーニーWSを開催しました。神話学者ジョゼフ・キャンベルのヒーローズジャーニーは、彼が研究した世界中の神話や物語を通して、インスピレーションを与えてくれる想像的かつユニークな考え方を活用しています。それに加えて、キャラクターを創造するプロセスを通して、自分自身の今を振り返り、日常生活につながるよう意図して設計したWSです。

本当の自分を生きたい人も対象として開催してますが、そもそも本当の自分とは、人生を通して生きてみないと辿り着かない領域かもしれません。
もしもあるとすれば、"今ここ"の正直な思いにどれだけ気づけるかだと思います。

本WSで行うキャラクター創造とは、物語に必要な登場人物を創造することです。キャラクターを創造するプロセスで、日常生活ではなかなか気づけない、自分自身に内在する様々な欲求や願望、アイデアを引き出す狙いがあります。通常、社会的な周囲の目に色濃く捕らわれており、ルールや義務を前提に考えているため、自然と本来の欲求を抑圧してる人がほとんどです。キャラクターやイメージをフル活用することで、ルールや義務を超えて、自分の正直な思いに気づくきっかけを与えます。

その上で、"今ここ"に正直に生きるべきは、"今ここ"を何らかのカタチで実践することはもちろん、、、

①ルールや義務に捕らわれている自分に気づく
②ルールや義務の設定を外した自分をイメージする
③②に内在する正直な自分を受けとめる
④今ある日常生活で、その正直さを実践する行動をみつける
⑤正直な自分を実践し続けるプロセスでの気づき、発見を受容する

これらを当たり前に日常で実践することが必要になります。そして、それらが変容への道となります。

WSという場やプロセスは、あくまでもきっかけでしかありませんが、デザインの過程で可能なのは、より体験的プロセスを設計できるかどうかです。
みなさんも、DODのイベントはもちろん、日常から離れた場で正直な自分に気づく機会を持ってみてはいかがでしょうか。

(DODパートナー 坂本敬行 )