『対話をデザインする―伝わるとはどういうことか』アクティブ・ブック・ダイアローグ®(ABD)

私たちがワールドカフェに取り組み始めた2009年当初は、事前に課題図書読んだ上で参加してもらうという、"読書会+ワールドカフェ形式"をよく実施していました。そのように活動を始めてから10年の間、多くの方々にご参加いただき、数百回の対話の場を重ねてきましたが、対話の奥深さ、その重要性を、回を重ねるごとにますます実感するようになりました。

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そこで、初心を思い返しながらあらためて対話の重要性を見つめ直してみようと、「対話」×「読書会」をキーワードに、「アクティブ・ブック・ダイアローグ®」を開催していきたいと思います。

★アクティブ・ブック・ダイアローグ®とは
1冊の本を分担して読み、要約し、プレゼン発表をする。そしてパワフルな問いをベースにダイアローグするという、読書手法です。
アクティブ・ブック・ダイアローグ®公式サイト

第1回目は、今年6月に発売された『対話をデザインする―伝わるとはどういうことか』を、参加者同士で読み合って、対話をしていきたいと思います。

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ちくま新書 細川 英雄 (著)

本書まえがきから
今、ここで、だれでもが日常的に行っているはずの対話について改めて考えるということは、わたしたち一人ひとりが自身の考えをもう一度意識化し、今後の自分自身の生活や仕事の方向性を見つめ直す機会だということでもあります。

著者は本書の中で、様々な問いを私たちに投げかけてくれています。

◎おしゃべりと対話、モノローグとダイアローグはどう違うと思いますか。
◎対話は何のためにあるとあなたは思いますか。
◎対話について考えることは、あなたにとってどんな意味がありますか。
◎あなたにとってお互いにわかりあえたと思う瞬間はどんなときですか。
◎相手を理解するとはあなたにとってどのようなことですか。
◎あなたにとって対話の中で納得したという実感を得られるのはどんなときですか。

新書は気軽に読めるものでもありますが、本書は長年教育に携わってきた著者の投げかけが奥深く、読んだ後さらに誰かと自分の考えを交わしたいと思わされる本です。

こんな問いについて、考えてみたい、対話をしてみたい、という方
他者と共同して本を読み、対話をしながら深めていくという経験をしてみたい方、
ぜひご参加ください。
事前に本を読んで参加する必要はありません。
ただし、事前に本をご購入いただき、当日ご持参ください。

(新書版でもKindle版でもかまいません)。
https://www.amazon.co.jp/dp/4480072292

<本の内容>

人と話をするときに、どういう言い方をするかということばかり、気にしていませんか?対話において本当に大事なことは、対話を通して伝えたいことは何か、ということです。そして、対話を通して何を伝えるのかということは、あなた自身にしか決められません。本書では、自分の「テーマ」を発見することから始めて、話題の決め方、他者とつながり他者を理解する方法、納得と合意の形成まで、生活や仕事における対話とあなた自身の"生きる目的"の関係についてわかりやすくお話ししていきます。

<著者略歴> 細川英雄
1949年生まれ。早稲田大学名誉教授、博士(教育学)。専門は言語文化教育論。言語文化教育研究所八ヶ岳アカデメイアを主宰。1989年『パリの日本語教室から』でヨゼフ・ロゲンドルフ賞受賞