コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ ~人々がつながり、行動が起こるストーリーの力〜

今年1月に、NHKのクローズアップ現代で放送された「シリーズ未来をひらく2"物語"の力が社会を変える」はご覧になりましたか?

昨年末、長年アメリカで草の根の運動を実践し、オバマ大統領誕生の際には選挙参謀としてその戦略を立てたハーバード大学のマーシャル・ガンツ博士が来日し、様々な社会課題に取り組んでいるリーダーたちが集まって、3日間のワークショップが開催されました。その時の様子を放送した番組です。

※放送の内容はこちら

http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3448_all.html

ガンツ博士は言います。

「リーダーとは肩書きや地位のことではありません。

目的を達成するため仲間を募り、力を発揮してもらえる環境を整える。

それができる人こそが、真のリーダーなのです」

「人々が行動を起こしてくれるのは、理念ではなく感情に響いたときです。

大事なのは、自分を突き動かす動機。

その根底にある価値観を言葉で表し、相手と共有することなのです」

この度DODでは、そのガンツ博士のもとでコミュニティ・オーガナイジングを学んだコミュニティ・オーガナイジング・ジャパンの理事の方々をお迎えし、人々の力を集めて引き出すためのリーダーシップを学ぶ、コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップを開催します。

現在すでに日本や世界で社会課題に取り組んでいる方はもちろん、多くの人の力を集めて「私たち」にとって必要な社会の変化を起こしていきたい方ならどなたでもご参加できます。一般の方々が参加できるコミュニティ・オーガナイジング・ワークショップは、現状まだ開催される予定がないそうなので、この機会にぜひご検討ください。

■コミュニティ・オーガナイジングとは

普通の市民が立ち上がり、その持てる力をコミュニティのために結集し、社会の仕組みを変えて行くコミュニティ・オーガナイジング。市民主導で政府、企業など様々な関係者を巻き込みながら自分たちのコミュニティを根本からよくすることを目指すものです。

古くは1900年代頃から社会的弱者(女性、労働者、移民、有色人種)の声を社会に届ける取り組みとしてアメリカで始められました。

1人1人の市民の力を合わせ、社会変化を起こす取り組みとして、アメリカのみならずヨーロッパ、南米、中東、アジアに広がっています。

コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン(COJ)ではコミュニティ・オーガナイジングを体系的に学べる様にしたハーバード大学ガンツ博士のメソッドを日本で教えています。

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■コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップとは

2008年、米国初の黒人大統領が誕生しました。普段投票に行かない若者、黒人、ラティーノ(中南米からの移民)といったマイノリティー層が投票に行った事が一つの大きな勝因と言われていますが、その陰にはコミュニティ・オーガナイジング(Community Organizing)の手法を取り入れた選挙活動がありました。選挙参謀としてその戦略を立てたのが、ハーバード大学でオーガナイジングを教えるマーシャル・ガンツ博士です。

オバマ大統領を誕生させたコミュニティ・オーガナイズのためのボランティア育成プログラム「キャンプ・オバマ」。選挙後にこのキャンプの内容を精緻にし、どんな社会課題へ取り組むことにも使えるようにしたのが「コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ」です。

参加者たちは、このワークショップを通じて実際にオーガナイジング・キャンペーンを立ち上げながら、オーガナイジングにおける5つの基本的なリーダーシップを学びます。

1. 人々を行動に動かすための語り方(パブリック・ナラティブ)

人々は共感により、ボランティア活動に参加しようと思います。そして公的な活動ではリーダー自身の透明性が大切です。自分がなぜこの活動をしているか、なぜ活動が聞き手に関係するのか、そしてなぜいま共にアクションを起こさなければならないのか。人々の心に共鳴するストーリー・テリングを学びます。

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2. 信頼関係の構築方法

雇用や金銭関係のないボランティア活動では人との「信頼関係」が活動を支える上でもっとも重要です。意識的に人との信頼関係を構築する一対一のミーティングの手法を学びます。

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3. チーム構成の方法

効果的な活動には機能的なチームが不可欠です。活動目的を共有し、基本的な運営ルールを作り、各人のリーダーとしての役割を決めるといった明確な構造のあるチーム作りの方法を学びます。

4. 戦略作りの手法

人々が結束して作った力を戦略的に使わなければ変革は起きません。達成したい目標、主要アクターのマッピングとパワー分析、変化の理論、作戦立案、キャンペーンタイムラインの立て方を学びます。

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5. アクション

戦略を展開するために、測定可能で積極性のある、効果的なアクションを考え、実行します。

ワークショップを通じて参加者はこの5つのリーダーシップを自分自身のコミュニティで教え、さらに活動を広げることを目指します。ワークショップは「手法についての講義」、「少人数でのグループワーク」と「振り返り」で構成されます。この教授方法で自分の持つスキルを用いて他人と協働することを学び、自身の経験から効果的に学ぶ技術を身につけます。

「手法についての講義」          「少人数でのグループワーク」

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「振り返り」

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開催概要

【開催日時】

 1日目: 2014年711日(金) 18:00~20:45(17:45開場、受付開始)

 2日目: 2014年712日(土) 09:30~20:30(09:15開場)

 3日目: 2014年713日(日) 09:30~19:45(09:15開場)

 ※原則的に3日間、すべてのプログラムに参加できる方のみの受付とさせていただきます。

【会場】

 東京体育館 第会議室

  http://www.tef.or.jp/access.jsp

  JR中央線(普通)・総武線「千駄ヶ谷」下車徒歩1分

  都営地下鉄大江戸線「国立競技場」A4出口

【参加費】 56,160円(消費税8%、2日目、3日目の昼食代込み)

 ※お申し込み後、お振込みに関するメールが自動で送られます。

  

【定員】  30名(先着順、定員になり次第締め切り) 

    ※最少催行人数 18名

【ファシリテーター】

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小田川 華子 (おだがわ・はなこ)さん

コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン理事

大阪府出身。大学院時代から10年間、京都にて路上生活者支援活動にかかわり、公的な制度によって救われない人々に対して支援をするだけでなく、社会に働きかけることの重要性を実感。2000~2002年にフィリピン大学に留学し、現地のNGOでインターンとして都市貧困地域の住民参加型コミュニティ・ディベロップメントにたずさわる。帰国後は、社会福祉協議会による住民&職員参加型の地域福祉活動計画の策定コンサルティングにたずさわる。花園大学専任講師を経て現在、首都大学東京非常勤講師。Master of Community Development、社会福祉学博士。

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依田 純子(よだ・じゅんこ)さん

コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン理事

東京生まれ。

コロンビア大学経営修士号取得後、ニューヨーク、東京、シンガポール、香港で外資系投資銀行に勤務。2009年12月から2012年1月までシニアー・フェローとしてハーバード大学のALIアドバンスド・リーダーシップ・イニシアチブに所属。そこでガンツ博士のコミュニティ・オルガニジングを受講。その後アメリカで クレングド(CLINKED) を立ち上げ人身売買の問題を抱えるタイ・インドネシア・ミヤンマーのコミュニティで教育プログラムを行っている。現在シンガポール在住。

【お申し込み】

下記フォームよりお申し込みをお願いいたします。

https://pro.form-mailer.jp/fms/b1ad44e557292

お申し込みフォーム送信後、申込み内容確認と参加費お支払いに関する自動返信メールが送られます。1時間以上たってもメールが届かないという場合は、迷惑メールフォルダに入っていたり、何らかのエラーで届いていないという可能性がございますので、大変恐れ入りますが、お問合せフォームよりお知らせください。

※定員がいっぱいになると上記フォームからは申込みができません。参加希望の方は、下記フォームより≪キャンセル待ち登録≫をお願いいたします。

https://pro.form-mailer.jp/fms/f8c2ba3e59829

【キャンセル規定】

※キャンセル規定は下記の通りとなっております。

ご入金後にお客様のご都合によりャンセルされた場合、下記の通りキャンセル料金をいただきます。なお、返金の際の送金手数料はお客様負担とさせていただきますので、ご了承ください。

・8日前までのキャンセル・・・・・無料

・7日前~4日前・・・・・参加費の50%

・3日前~当日、開催後・・・・・参加費の100%

 

【お問合せ】

運営事務局まで

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