【終了】 11/13(土)「自分のなかにあるものへのアプリシエーション・ワークショップ」開催します

今回、ワールドカフェ・ウィーク2010秋の初日に、もう一つワークショップを開催します。問いかけと参加者同士での対話を通じて、自分自身のもっている価値を見つめ、それをどのように活かしていけるか?を考えるひと時です。
自分の中で、「やりたい事はたくさんあるけど、優先順位がなかなか決められない」「自分で挑戦してみたいアイディアがあるので、やってみたいのだけれど、なかなかスタート出来ない」という時があるでしょう。
逆に、「自分で何かしたいけれど、何をどうしたらいいのだろう?」「やりたい事って、どうも具体的にイメージできない。」という人もいるでしょう。
今回のワークショップでは、そうした思いを大切にしながら、まずは自分自身がどんな興味をもっているのか、どんな力があるのかを、一人一人のこれまでの経験から考えていきます。組織開発論で用いられるAppreciative Inquiry(AI)というアプローチを参考にして、ワールド・カフェや対話の時間も十分にとっていきます。
今回ファシリテーターをさせていただく私(森川)は自分の関心から、途上国のスラムや低所得層居住地を何度も訪れています。そこに住む人たちと話をすると、最初は「自分たちは貧しいので何もできない」「自分は学校に行ってないから何も分からない」という人が少なくありません。けれども、一人ひとりは「何か出来る」力を持っています。近所の人たちでグループを作って下水を整備したり、子供たちの補習学校を作ったり、そういう活動に自分が関わって一緒に考え行動するなかで、「なんだ、自分でも出来る事はたくさんあるんだ!」と気づき、新しいアイディアで活動を広げていったりしています。
私自身が住民組織で活動している人たちと話をしたり、一緒に会議をすることもあります。そんな時、AIアプローチをいかしたインタビューや、メンバーみんなで対話の時間をもつことで、新しい発見があり、次の計画が急に具体化する、といった経験は忘れられません。一人ひとりが自分の中にもっているものを改めて考え、何があって、どんな事ができるのか、最初は単なるアイディアだとか、夢でしかなかったのもが、少しずつ実現していくプロセスの楽しみ、喜びを、何かの形で今回のワークショップで伝えたいと思っています。
もちろん、今回は途上国の貧困について考える場ではなく、参加される皆さん一人ひとりについて考えていくワークショップです。ワールドカフェも楽しみながら、自分自身に改めて問いかけてみる時間をもちたい!という方の参加をお待ちしています。

開催概要

【日時】
 1113日(土) 10:0018:30 (9:40受付開始)
 ※進行に応じて、最大19:00くらいまで延長する可能性がございます。
【会場】
 豊島区立舞台芸術交流センター あうるすぽっと3 F 会議室A
 東京メトロ 有楽町線 東池袋駅 6・7出口より直結
 JR池袋駅東口より徒歩15分くらい
【参加費】
 10,000円 (税込、事前振込)
 ※お申し込み後の自動返信メールにお振込み先が記載されています。
   メール受信後10日以内にお振込みください。
【内容】
一日を通じて、Appreciative Inquiry(AI)、ワールド・カフェ、ダイアログの持っている良さを活かしながら、インタビューや参加者同士の対話を通じて、自分自身への問いかけを深め、これからの自分の指針になり得るものを発見・確認します。
【定員】  20
【ファシリテーター】
森川真樹(もりかわまき)
これまでアジア地域を中心に、国際開発・国際援助の分野でさまざまなプロジェクトに携わり、「どんな時に人はいきいきと働けるのだろうか?」「どんな場面で 組織はうまく一体として動くのか?」、といった問いをもっている。こうした経験をもとに「人も組織もいきいきと!」を探るべく、対話の場を作りながら、特に今はコミュニケーションのプロセスをデザインする様々なアイディア・方法を模索中。
もともとは都市開発に興味を持っており、大学院時代には途上国のスラムに長期滞在して住民による住環境改善活動について地元の人々と一緒に考えていたことも。現在は、理論と実践をつなげるような博士論文に取り組んでいる。
大前みどり(おおまえみどり)
フロー・インスティテュート運営統括/e-five planning代表
「対話の場を通して、自らの行動で社会をよりよく変えられると思う人が増えること」を目指して、2009年にわずか3人からワールド・カフェ・ウィークを立ち上げる。
多くの起業家からメンターと慕われる(株)アントレプレナーセンターの福島正伸氏のもとで、自立型人材育成、起業家支援、地域活性化支援に関わり、福島氏の書籍23万部のプロデュース、ドリーム・プラン・プレゼンテーション立ち上げ、日経ビジネスでも取り上げられたヤマト運輸の感動体験ムービー制作などを経験。
独立後も、2009年ワールド・カフェ・ウィーク立ちあげ、2010年フロー・シンポジウム「Flow the World」立ち上げなど、持ち前の企画力と実行力を活かして、様々な想いやビジョンを形にするプロセスに携わっている。また、働く人のやりがいや喜びを伝える感動体験ムービーを企業向けに制作しており、インタビューやアンケートなど、これまでに約5,000人以上の仕事の感動体験ストーリーに触れながら、働く人の深層にある思いを映像を通して紡いでいる。
「人や組織が本来持っている最大限の可能性を拓く!」という一貫した信念を持ち、フロー経営の啓蒙活動や、個の可能性を発揮するための対話の場を、企業の内外問わず広げている。
【お申し込み】
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※キャンセル規定は下記の通りとなっております。
ワークショップ開催7日前を経過の後、お客様のご都合によりャンセルされた場合、下記の通りキャンセル料金をいただきます。なお、返金の際の送金手数料はお客様負担とさせていただきます。
・7日前までのキャンセル・・・・・無料
・6日前~当日、開催後・・・・・参加費の100%
【お問合せ】
ワールド・カフェ・ウィーク事務局まで
【主催】 
 ワールド・カフェ・ウィーク2010実行委員会