【終了】3/5(土)AIワークショップ 「自分のなかにあるものへのアプリシエーション」/ 対話を通して自分を深く探求してみませんか?

昨年11月に第1回を開催して大変好評だった、AI (Appreciative Inquiry)* の方法を活かした個人向けワークショップを、本年も開催します。
前回と同様に今回のワークショップでも「鍵」にしているものは、参加者同士での「対話」や「問いかけ」を通じた発見です。そのなかから自分自身のもっている価値を見つめ、それをどのように活かしていけるかを、集まった参加者と一緒に探究していきます。
※前回のワークショップの様子はこちらから。
「やりたい事はたくさんあるけど、優先順位がなかなか決められない」
「自分で挑戦してみたいアイディアがあるけれど、なかなかスタート出来ない」
と思っている人はいませんか?
また、
「自分で何かしたいけれど、いったい何が出来るのだろう?」
「やりたい事って、いまだに定まらない・・・。」
などと、自分の中にもやもやしたものを持っている人も、きっといるでしょう。
今回のワークショップでは、そうした不安な思いや、もやもやとした感覚を、一人ひとりが持っている「大切な感情」として扱いながら、これまでの経験をひもといて「自分のなかにあるもの」を参加される皆さんと一緒に考え、発見していきます。ワールドカフェによって対話の時間も十分に取り、また想像力&創造力を発揮するワークも取り入れながら、これからの方向性や次の一歩をみんなで見つけていきましょう!!
 私(森川)はこれまで、パキスタンやタイといったアジアのスラムや低所得層居住地を何度も訪れています。そこに住む人たちと話をすると、最初は「自分たちは貧しいので何もできない」「自分は学校に行ってないから何も分からない」という人が少なくありません。
けれども、一人ひとりは「何か出来る」力を持っています。近所の人たちでグループを作って下水整備を行ったり、勉強時間をなかなか確保できない子供たちのために補習学校を作ったり、そうした活動に関わって一緒に考え、行動するなかで、みんな「なんだ、自分でも出来る事はたくさんあるんだ!」と気づいていき、新しいアイディアで活動を広げていくことが出来るようになっていきます。
また、住民組織で活動している人たちと話をしたり、一緒に会議をする際には、AIアプローチをいかしたインタビューや、メンバーみんなで対話の時間をもっています。それによって新しい発見があり、次の計画が急に具体化することもあり、忘れられない経験になっています。自分の中にもっているものを改めて考え、何があって、どんな事ができるのかに目を向けると、最初は単なるアイディアだとか、夢でしかなかったのもが、少しずつ実現していくのです。そのプロセスの楽しみ、喜びを、今回のワークショップでお伝えするつもりです。
 もちろん、今回は途上国の貧困について考える場ではなく、参加される皆さん一人ひとり過去の体験から、未来の可能性について考えていくワークショップです。ワールド・カフェも楽しみながら、自分自身に改めて問いかけてみる時間をもちたい!という方の参加をお待ちしています。
 なお、今回のワークショップはAIに関するスキル提供を目的としたものではございませんので、ご了解お願いいたします。
* AIとは組織開発論で用いられている方法論の一つです。個人、組織、そして社会の創造的な思考や行動に注目します。自身の経験したピーク体験を鍵として、問いかけと対話を通じてそれぞれの強みや価値を探究し、効果的で実効的なアクションを見つけていきます。提唱者のクーパーライダー教授は「人や組織、そしてそれを取り巻く社会において何が最高であるかを、組織メンバーと共に探究し、その中でお互いを高め合う活動」と説明しています。

開催概要

【日時】
 2011年35日(土) 10:0018:30  (9:40受付開始)
 ※進行に応じて、最大19:00くらいまで延長する可能性がございます。
【会場】
 東京体育館 第3会議室
 JR中央線(普通)・総武線「千駄ヶ谷」下車徒歩1分
 都営地下鉄大江戸線「国立競技場」A4出口
 
【参加費】
 10,000円 (税込、事前振込)
 ※お申し込み後の自動返信メールにお振込み先が記載されています。
   メール受信後10日以内にお振込みください。
【内容】
一日を通じて、Appreciative Inquiry(AI)、ワールド・カフェ、ダイアログの持っている良さを活かしながら、インタビューや参加者同士の対話を通じて、自分自身への問いかけを深め、これからの自分の指針になり得るものを発見・確認します。
≪午前≫
チェックイン
オリエンテーション
開催のためのストーリー
ワールド・カフェ
≪昼食≫
※お弁当をご用意しています。
昼食をとりながらAIインタビュー
≪午後≫
リストリー
クレイなどを使った表現アート制作
全体ダイアログ
チェックアウト
【定員】  16名  
【ファシリテーター】
森川真樹(もりかわまき)
ワールド・カフェ・ウィーク実行委員
国際開発アソシエイツ コンサルタント
大学・大学院時代から途上国の都市問題に興味をもつ。修士課程在籍時には1年間休学してパキスタンに留学し、都市スラムで住民や地元NGOと一緒に住環境改善の調査と実際の開発活動に従事する。その後も韓国、タイ、インドで都市スラム問題に関する調査を行い、パキスタンでは継続して開発活動に携わりつつ理論と実践との橋渡しを目指している。

仕事では、ユネスコ・アジア文化センター、外務省専門調査員、国際協力銀行専門調査員など国際援助・開発分野で12年以上の経験をもつ。トルコやパキスタンに対する日本のODA(海外援助)プロジェクト形成・監理業務を中心に、住民参加型の地域開発事業から都市部の地下鉄建設事業まで、様々な分野&規模のプロジェクトに従事する。そのなかで「人も組織もイキイキするには?」「地域の問題にマルチステークホルダーで如何に取り組むのか?」との問いにたどり着き、ワールドカフェやAppreciative Inquiryに出会う。現在は、人と組織の能力開花・向上が「湧き上がるように起こるデザイン」の構築に挑戦中。
大前みどり(おおまえみどり)
ワールド・カフェ・ウィーク実行委員
フロー・インスティテュート運営統括/e-five planning代表
(社)日本産業カウンセラー協会認定 産業カウンセラー
青山学院大学・大阪大学共同事業 ワークショップデザイナー育成プログラム終了

多くの起業家からメンターと慕われる(株)アントレプレナーセンターの福島正伸氏のもとで、自立型人材育成、起業家支援、地域活性化支援に関わる。また、福島氏の書籍23万部のプロデュースやドリーム・プラン・プレゼンテーション立ち上げ、日経ビジネスでも取り上げられたヤマト運輸の感動体験ムービー制作などを経験し2009年に独立。「対話の場を通して、自らの行動で社会をよりよく変えられると思う人が増えること」を目指して、対話の場をつなげるイベント「ワールド・カフェ・ウィーク」を立ち上げる。2010年には、イキイキと働く人であふれた組織が増えるための「フロー・シンポジウム~Flow the World」を立ち上げる。元来の直観力、企画力、実行力を活かし、様々な想いやビジョンを形にするプロセスにプロデューサーとして携わっている。現在は、働く人のやりがいや喜びを伝える感動体験ムービーを企業向けに制作。インタビューやアンケートなど、これまでに様々な業界の約6,000人以上のストーリーに触れながら、働く人の深層にある、共通した思いを、映像を通して紡いでいる。
「人や組織が本来持っている最大限の可能性を拓く!」という一貫した信念を持ち、フロー経営の啓蒙活動や、個の可能性を発揮するための対話の場を、企業の内外問わず広げている。

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※キャンセル規定は下記の通りとなっております。
ワークショップ開催7日前を経過の後、お客様のご都合によりャンセルされた場合、下記の通りキャンセル料金をいただきます。なお、返金の際の送金手数料はお客様負担とさせていただきます。
・7日前までのキャンセル・・・・・無料
・6日前~当日、開催後・・・・・参加費の100%
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【主催】 
ワールド・カフェ・ネット