人間関係を哲学する! ~リフレクションカード®とレゴ®・シリアスプレイ®の技法と教材を活用したワークショップ~

2020年のコラボ企画は、対話を重ねる中から生まれたまったく新しい企画です。
テーマは人間関係。人と人とのつながり、かかわりについて、掘り下げていきます。

アドラー心理学では、「悩みの原因はすべて人間関係である」と考えます。
たしかに、多くの悩みは、他者との間で起こることであったり、他者を気にするがゆえのことであったりします。
一方で、ふりかえってみると、喜びや楽しさで彩られた記憶の多くには、必ずと言っていいほど、自分以外の誰かの存在があります。

家族、友人、仲間、職場、様々なサービスを提供してくれている人たちなどを思い浮かべると、生きること、働くこと、暮らすことは、人とのかかわりなくして成立しません。
だからこそ、気づかいや思いやりが求められ、礼儀やマナーが存在し、「空気を読む」「忖度する」ことも起こるわけです。

ただし、ここで大切なことは、人間関係を良好にする上で大切そうなことはありそうだけれども、すべての人に共通の絶対的な解があるわけではないということです。

そこで、今回のワークショップでは、一人ひとりが、自分が人間関係をどのようにとらえていて、そこで何を大切にしているか、大切にしていきたいかあらためてじっくり考えることで、結果として、どのような人生を送っていきたいか、どのような世界に住みたいか、というその人特有の「人間観、人生観、世界観」を様々な角度から考え、観じていくということに取り組んでいきたいと思います。

その際に重要になってくるのが、人間関係に関して、自分が考えていることだけでなく、自分以外の人が、どんな風に考え、感じているか、大切にしているかということを知り、受け止め、尊重することです。人とのかかわりなしに生きていくことができない以上、そこを抜きにしては単なる「空論」になりかねません。

当日はまず、人間関係の本質を考えるために、「哲学対話」方式で、それぞれの考えを共有していきます。自分の考えの中に、異なる他者の視点が入ることによって、自分のなかの考えや経験の枠組みが広がる可能性が生まれます。

続いて、レゴ®シリアスプレイ®の技法を使って、参加者それぞれの人間関係についての興味、疑問について掘り下げていきます。脳と密接につながっている手を動かしながらレゴ®ブロックの作品を作ることによって、自分がぼんやりと考えていること、感じていることについての解像度が上がっていきます。つまり、自分の中にある「もやもや」に、輪郭や意味が与えられていきます。

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その後、リフレクションカード®を活用し、自分のなかに浮かんで来たものをさらに言語化し、方向性を与えていきます。その人特有の「人間観、人生観、世界観」をよりクリアに、確かにしていきます。

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とはいえ、ワークショップを終えた時点で、目の前が明るくなるような、すっきりとした状態になっているとは限りません。

人によっては、より深く考えるための、新たなもやもやが生まれていることもあります。
でもそれは、普通に過ごしていたら決して触れることのなかった、他者との対話や創造的な手法を掛け合わせて取り組む場だからこそ。
そうして生まれた豊かな「もやもや」はその後の日常の中で、新たな問いや視点を生むきっかけとして育っていくかもしれません。

人間関係に関する自分の考えを、拡げ、深め、進化させるために、お互いに問いかけあい、語りあいながら、みんなで考えることの醍醐味を、実感できる1日になればと思います。

今回も、レゴ®シリアスプレイ®を日本で展開する第一人者の蓮沼孝さんと、リフレクションカード®の開発ならびにプログラム、ファシリテーター講習の企画運営者の中島久樹さん、八住敦之さんとのコラボで実施します。

●参考記事:リフレクションはどのように深まるのか:コラボレーションワークショップ

過去のWSの様子をご覧いただけます!
http://hisa-magazine.net/blog/community/2482/


対象:

・人間関係をもっと豊かにしたいと思っている方
・自分なりの「人間観、人生観、世界観」を創造、進化させていきたい方
・リフレクションカード®とレゴ®シリアスプレイ®の技法と教材を活用したワークショップにご興味のある方
・他者との対話を通して、自分の枠をもっと拡げたいと考えている方



●レゴ®シリアスプレイ®とは?

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レゴ®シリアスプレイ®は、IMD、MIT Media Lab等の研究成果を踏まえ、2001年デンマークのレゴ社が開発した手法です。外部や内部環境が変化する中で、自社の未来、ビジョン、目標を創り、リアルタイムでアクションプランや戦略を構築する道具として開発されたものです。
ビジネス上の問題解決には、論理を尽くした議論を優先しがちです。各人の感性:「心」で考え直し、感性で捉えたことをまた論理で考えてみる、この相互作用が問題解決を効果的に促進します。
シリアスプレイ®は、遊びと学びの融合の中に、問題解決のプロセスを巧みにおり交ぜた、「新しい学びの道具」といえます。大人でも子供でも、世代や上下関係を超えて、参加できるのが特徴です。
チームの個々人が、自分の考えを素直に表す、また、他のメンバーから、多角的な視点で自らの考えに啓発を受けるのが最初のステップです。チーム全体が、このプロセスを共有することにより、個々人の考えを、次元の高い、ダイナミックな考えへ統合・昇華することができます。
これまでNASAを初め、戦略コンサルティング会社、シンクタンク、広告代理店、医療機器・製薬メーカー、エンジニアリング会社、商社、大学・大学院等において活用されてきました。

様々な企業での活用事例はこちら≫


●リフレクションカード®とは?

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カードゲーム感覚で「誰でも」「気軽に」「効果的に」使用でき、チーム内に深い対話を引き起こします。会社から学校まで、あらゆる組織で活用できます。カードは4種類のカテゴリ、全63枚のカードで構成されています。
それぞれ、(1)テーマを決める、(2)話す内省をする、(3)聴く内省をする、(4)気づきを次へ生かす、の機能を持っており、お互いのビジョンや成功パターンの共有、チームが陥っている課題への気づきなど、自然と質の高い対話と内省(リフレクション)ができるようになっています。
コルブの経験学習モデルやダブルループ学習など、様々な学習理論、組織論に基づいて設計され、レギュラー、パーソナル、キッズなど6種類のリフレクションカード®がリリースされている。昨年、自己理解をテーマとしたリフレクションカードキャリア版も発表。

リフレクションカード®と開発運営のリフレクションメソッドラボラトリーについてはこちら≫

●哲学対話とは? 

その場に集まった人々が、自分の体験や経験や自分の考えを、自分のことばで表現する。それをお互いに聴き合いながら「ともに考える」場です。かつての哲学は「知識」として学ぶものという印象が強かったですが、昨今では「哲学カフェ」や「哲学対話」の世界的な広がりとともに、対話の中で自ら「体験」するものになってきています。「知識」ではなく、「体験」としての哲学とは、「問い、考え、語ること」。互いに「問い、考え、語り、聞く」こと――そのような共に考える営みとして、哲学対話があります。


【ファシリテーター】


蓮沼 孝 氏
( 株式会社ロバート・ラスムセン・アンド・アソシエイツ代表 )

ビジネスマンのキャリア開発、組織の改革、戦略策定に取り組む。九州・アジア経営塾にLEGO® SERIOUS PLAY®を使った経営幹部研修を導入。創造性開発や組織開発を促進するLEGO® SERIOUS PLAY®のポテンシャルに共鳴し、デンマークでファシリテータ資格を取得し、企業や大学でのプログラム共同開発・実践を行っている。三菱商事で国内・米国にて輸出入業務に従事後、グロービス経営大学院にて顧客開拓、論理思考や事業経営者養成のプログラム企画・開発、マレーシアの複合事業会社で事業統括に従事した経験を持つ。


中島 久樹 氏 ( Reflection Method Laboratory 代表)


組織やチームを対象にリフレクション(振り返り)を中心とした組織活性プログラムを提供する。実践で得た知識をもとに対話支援ツールリフレクションカード®やチームメンテナンスツールMonicaを開発。新人から経営層まで、経験から学ぶチームの構築を通して、組織の活性化と変容を支援している。リフレクションの普及と実践を目的として、多様な人が学び合う「フライデーリフレクション」も主催。都内を中心に全国述べ2000名以上が学び合う越境学習の場を構築している。


八住 敦之 氏Reflection Method Laboratory チーフイベントアクセラレーター

中島氏とともにリフレクション(振り返り)をテーマとしたプログラムを開発。学びにエンターテインメントを融合した外部とのコラボレーション企画も得意。リフレクションカード®を使用した組織内研修や学校での学生に向けた授業のファシリテーションも主に担当している。街や地域活性の場でも街歩きやワークショップを実施、日常にリフレクションという「目線」を誰もが持つことで気付きや発見の解像度を上げる事を伝えている。


大前 みどり(ダイナミクス・オブ・ダイアログLLCパートナー)

「対話の場を通して、自らの行動で社会をよりよく変えられると思う人が増えること」を目指して、対話の場をつなげるイベント「ワールド・カフェ・ウィーク」を2009年に立ち上げ、現在のダイナミクス・オブ・ダイアログLLCにその活動を引き継いでいる。様々な想いやビジョンを形にするプロデューサー&組織や地域の一人ひとりの力を引き出すファシリテーターとして活動しながら、2018年から哲学対話、哲学カフェを開催している。



開催日時 2020年3月8日(日)12:30~18:00(12:10受付開始)
会場 リスト関内ビル201号室
神奈川県横浜市中区尾上町4-47
https://goo.gl/maps/jHzeXmNdbBTf6qhK7

 ブルーライン「関内」駅4番もしくは8番出口より、徒歩1分
 JR根岸線「関内」駅北改札口より、徒歩4分
 みなとみらい線「馬車道」駅5番出口より、徒歩7分
 JR根岸線「桜木町」駅南改札口より、徒歩9分
定員 24名(先着順、定員になり次第締め切り)
参加費 15,000円 (税込、事前振込)

申込み受付メール受領後、8日以内にお振込みください。
キャンセル規定 ワークショップ開催8日前を経過の後、お客様のご都合によりャンセルされた場合、下記の通りキャンセル料金をいただきます。なお、返金の際の送金手数料はお客様負担とさせていただきます。

・8日前までのキャンセル・・・・・無料
・7日前~4日前 ・・・・・・・・・参加費の50%
・3日前~当日、開催後・・・・・・参加費の100%
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お問い合わせ ダイナミクス・オブ・ダイアログ(DOD)事務局

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