11/9(日)開催 職場の「抑圧」を考える フォーラムシアター×哲学対話ワークショップ

「なんだか言いたいことが言えない…」
「いつも我慢してしまう…」
「職場の空気、どこか息苦しいと感じる…」

私たちは、日々の仕事の中で、さまざまな形の「抑圧」に遭遇することがあります。それは、些細な言葉の暴力かもしれません。慣習という名の圧力かもしれません。あるいは、組織の構造そのものが生み出す不自由さかもしれません。

このワークショップでは、演劇の手法を用いた対話の場「フォーラムシアター」を体験することで、職場における「抑圧」の構造を可視化し、参加者一人ひとりの声にならない思いに耳を傾け、変化への一歩を踏み出すことを目指します。

フォーラムシアターのあとは、体験を通して得た「問い」を出し合い、1つの問いを選んで共に探究する哲学対話を行います。

体をほぐしたり、体を使って表現するゲーム的なウォーミングアップから始めますので、演劇経験はまったく必要ありません。テーマに関心がある方ならどなたでも参加可能です。

●前回の参加者の声

・フォーラムシアターという対話技法が実際の立場に立って考えることができる素晴らしい技法であることが印象に残った。
・一見複雑で解決策の見えない課題に対して、人々の生きた経験が現実を変えるきっかけや知恵になるということ。それを体験的に引き出す演劇的アプローチが素晴らしいなと思いました。
・変えようと思って介入してもなかなか変わらない、そのことが現実社会ではもっと難しいことが身にしみてわかった。
・自分がモヤモヤした経験を、ただそう感じたで収めるのではなく、こうやっていたらと創造的に考える大切さを再認識した。失敗について考えを巡らすことの新たな価値を増やすことができた。
・哲学対話との掛け合わせで、自分と違う意見を聞きながら自分なりの考え方をアウトプットしていくのに、ゆっくり進めるや、ふもふもを持っている人が話すことで、聞き手・話し手の役割を大切にしながら参加することができました。難しい課題に安心して向き合えた場だった。
・ウォームアップからフォーラムシアター、哲学対話への流れがよかった。入念な準備やリハーサルあってこその体験だったと思う。このような有意義な機会をご提供いただいてありがとうございました。

●こんな方におすすめ
・職場で何らかの「言いにくさ」や「息苦しさ」を感じている方
・職場の人間関係やコミュニケーションに課題を感じている方
・ハラスメントや差別など、職場における「抑圧」について考えたい方
・より良い職場環境づくりに関心のある方
・演劇や対話を通して、新しい気づきを得たい方


●フォーラムシアターとは?

「被抑圧者の演劇」を提唱したブラジル出身の演劇家アウグスト・ボアールによって生み出された応用演劇の手法です。観客は傍観者ではなく、物語の登場人物として舞台に介入し、現状を変えるための具体的な行動を試みます。演じることで、頭で理解するだけでなく、身体で「抑圧」を感じ、その構造をより深く理解することができます。そして、「もし、あの時こうしていれば…?」という「もしも」を舞台上で実験することで、現実を変えるためのヒントを探ります。


●哲学対話とは?

哲学対話とは、人が生きるなかで出会うさまざまな問いを、みんなで言葉を交わしながら、ゆっくり、じっくり考えることによって、自己と世界の見方を深く豊かにしていく場です。
誰も最終的な答えを知らないような問いについて、さまざまに異なる意見を出し合い、問いかけ合いながら吟味していきます。

●ふたつの手法を組み合わせる意義と効果

このワークショップの最大の特徴は、「フォーラムシアター」と「哲学対話」を組み合わせる点にあります。この二つの手法を連動させることで、学びと気づきが深まります。

1. 感覚と理性の両方で「抑圧」を理解する 
フォーラムシアターは、身体を使って「もしも」を演じることで、頭で考えるだけでは得られない感覚的な気づきをもたらします。一方、哲学対話は、その気づきを言葉にし、論理的に深める手助けをします。これにより、単なる演劇体験に終わらず、感覚的な理解と理性的な洞察が統合され、より深く「抑圧」の構造を検討できます。

2. 「問い」を自分ごとにする
哲学対話は、一般的に抽象的な問いから始まります。しかし、このワークショップでは、フォーラムシアターで実際に演じ、身体で感じた具体的な体験から「問い」を生み出します。これにより、自分自身にとって切実な問いとして、対話に臨むことができます。


●セーファーポリシー

すべての参加者が安心して参加できるよう、以下のことにご留意ください。

・プライバシーの尊重: この場で共有された個人的な体験や意見は、この場限りとし、外部に持ち出さないでください。
・非難・否定をしない: 参加者の発言や行動を、頭ごなしに否定したり、個人的な非難をしたりすることは禁止です。相手の意見を尊重し、耳を傾けましょう。
・自分を主語にして話す: 他者を一般化するような言い方ではなく、「私は〜だと思います」のように、自分の意見として話すように心がけましょう。
 ・「パス」の権利: ワークショップ中、話したり、演じたりすることに抵抗を感じた場合は、いつでも「パス」と伝えることができます。無理に参加する必要はありません。
・体への配慮: 体を動かすワークもありますが、自身の身体的な状態に合わせて無理のない範囲で参加してください。痛みや不調を感じた場合は、遠慮なく進行役に伝えてください。
・安全な表現: 演技中に、相手が不快に感じるような過度な暴力表現や身体的な接触は避けてください。
・その他、個別にサポートが必要な方はご連絡ください。

<進行役>


長谷川 直紀 氏
丸紅からキャリアチェンジし、俳優として活躍。映画『シン・ゴジラ』や大河ドラマ、CMに多数出演。静岡を舞台にした映画のプロデュースも手掛ける。現在は、演劇の手法を活かしたワークショップデザイナーとしても活動する。ビジネスの世界と芸術の世界、双方の経験を持つユニークな視点で、組織や個人の可能性を広げるサポートを行っている。


佐川大輔 氏
演出家・俳優・ワークショップファシリテーター・日本演出者協会国際部部長、調布市せんがわ劇場チーフディレクター。フランス、ロシアなど海外の演出家に師事し、「日本発のワールドスタンダード演劇を作る」ことを目標に、THEATRE MOMENTSを発足。全23回の公演で構成・演出を行う。身体性を強調したアンサンブルや、小道具の象徴的な使用方法、文化的な壁を超える視覚的演出は、世界で通用する演劇として、海外での評価も高い。2013年の第4回調布市せんがわ劇場演劇コンクールにおいて、グランプリ、演出賞、オーディエンス賞を授賞。近年は、中国、オーストラリア、マレーシアにも招聘されるなど、活動の幅を海外にも広げている。また、日本演出者協会国際部部長として、世界の演劇人を日本に招聘するなど、国際的な演劇ネットワーク作りにも尽力している。

大前みどり
ダイナミクス・オブ・ダイアログ合同会社代表
経営管理修士(MBA)。企業の人材育成や起業支援に関わったのち独立し、組織や地域、学校において対話の場づくりを推進。企業や学校、美術館、カフェなどで哲学対話を実践する他、高校の探究の授業にも年間を通して携わっている。
アプライドシアター研究所主催 フォーラムシアター専科実践<認定>コース修了。

開催日時2025年11月9日(日)13:00~18:00(12:45受付開始)
会場東京体育館 第4会議室
https://www.tef.or.jp/tmg/access.html
JR総武線千駄ケ谷駅 すぐ
都営大江戸線国立競技場駅 すぐ
定員12名程度(先着順、定員になり次第締め切り)
参加費6,000円(税込) 
お申込みPeatixよりお申込みください
キャンセル規定開催4日前まではPeatixより返金いたします。
開催3日前より返金はありません。予めご了承ください。
お問い合わせダイナミクス・オブ・ダイアログ(DOD)事務局

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