5/7(木)・21(木)・6/4(木)・18(木)開催 哲学対話ファシリテーターのための『誤謬論入門 優れた議論の実践ガイド』読書会(オンライン開催)

対話の質を支える「論理の作法」を学ぶ。
哲学対話の現場で、言葉にできない「違和感」を抱くことはありませんか。
「参加者の話が噛み合っていない気がするけれど、どこを整理すればいいのか分からない」
「強い主張に場が流されそうになったとき、どう問いを返せば対話が守れるのだろう」
「安易な一般化や、人格への攻撃に近い発言を、場の安心感を壊さずにどう扱えばいいのか」
ファシリテーターは、参加者の自由な思考を促す「安全な場」の番人であると同時に、思考の厳密さを支える「知的誠実さ」の体現者でもあります。しかし、論理的な誤り(誤謬)をただ指摘するだけでは、対話の芽を摘んでしまいかねません。
そこで今回は、T・エドワード・デイマーの『誤謬論入門 優れた議論の実践ガイド』をテキストに、ファシリテーターに必要な「議論の倫理」と「対話を深めるための論理」を共に学びたいと思います。本書が提示する「優れた議論の規範」は、相手を打ち負かすためのものではなく、異なる意見を持つ者同士が、誠実に探究を続けるための共通言語です。
本読書会では、日常のファシリテーションに活かせる視点を皆さんと深めていきます。
感覚的な違和感を「構造」で捉えるため、本書に登場する数々の誤謬のパターンを、対話の現場で起こりうる具体例に引き寄せながら、論点を整理する力を養います。
また、相手の主張をできるだけ強く、妥当なものとして解釈する「寛容の精神」を論理の側面から再確認し、参加者が安心して意見を修正できる土壌をどう作るかを考えます。
単なるスキルの習得を超えて、ファシリテーターが自分の偏見やジャッジに気づき、参加者の言葉の背景にある真意に真摯に耳を傾けるための「構え」を再構築する機会にしたいと思います。
※欠席の方のフォローのため録画をいたしますので予めご了承ください。視聴期限は終了後1か月までです。
【課題図書】

『誤謬論入門 優れた議論の実践ガイド』九夏社
T・エドワード・デイマー (著), 小西卓三 (監修), 今村真由子 (翻訳)
https://www.amazon.co.jp/dp/4909240047
【各回の範囲】
■第1回(5/7)p.19~p.84
第1章「知的行動の規範」、第2章「議論とは何か」、第3章「優れた議論とは」
■第2回(5/21)p.85~p.147
第4章「誤謬とは何か」、第5章「構造の基準に違反する誤謬」
■第3回(6/4)p.149~p.248
第6章「関連性の基準に違反する誤謬、第7章「許容性の基準に違反する誤謬」
■第4回(6/18)p.249~p.333
第8章「許容性の基準に違反する誤謬」、第9章「反論の基準に違反する誤謬」
※第10章は今回の範囲に含めません
【ファシリテーター】
大前みどり(ダイナミクス・オブ・ダイアログ代表)
経営管理修士(MBA)。人材育成会社で働いたのち、2009年に独立。ホールシステム・アプローチの手法を活用しながら組織や地域、学校における対話の場づくりを推進。2019年から哲学プラクティスを開始。哲学対話、哲学カフェ、こども哲学、本質観取、ソクラティク・ダイアローグなどの他、対話型鑑賞やLEGO®SERIOUSPLAY®と哲学対話を組み合わせるなど、様々なアプローチを実践。企業、学校、地域、美術館、カフェなどで哲学対話や哲学対話研修を行う他、対話力向上のための聴く・伝える・問う・考えるトレーニングを主催している。
| 開催日時 | 2026年5月7日(木)、21日(木)、6月4日(木)、18日(木)19:30~21:30(全4回) ※欠席の場合、後日アーカイブでご覧いただけます。視聴期限は1か月です。 |
| 会場 | Zoom会議室 |
| 定員 | 8名(先着順) |
| 参加費 | Peatix経由でお申込み、お支払いください。 4,000円(税込) |
| キャンセル規定 | 開催4日前までは全額返金いたします(お支払い方法によっては返金の際に手数料が発生する場合があります)。 開催3日前以降のキャンセルは、返金致しかねます。予めご了承の上お申込みください。 |
| お問い合わせ | ダイナミクス・オブ・ダイアログ(DOD)事務局 |


