感じ取る力&構造化する力を鍛える!グラフィックファシリテーション・アドバンス編
*グラフィックファシリテーション1Dayワークショップ参加者を対象に、アドバンス編を開催いたします。
人が対話をするのは、何かを共有したり、共通しているものを発見したり、みんながのぞんでいる未来に向かうため。そんなときにグラフィックを活用すると、目に見える現実レベルでの結びつきだけでなく、感情や願いや想いなどお互いの心情的な強い共感が生まれ、人と人の関係性を深めることにつながります。
<対話を絵に起こすことのメリット>
・話の内容が見える化できる
・話の内容が分かりやすく伝えられる
・議論が活性化する&大胆になれる(発言、発想が自由になる)
・議論のテーマやプロセスが見える(ギャップやヌケモレも分かりやすい)
・議論を共有&共感できる(一体感、自分も議論に参加していた感が高まる)
・議事録よりも読んでいて楽しい。読みたくなる。雰囲気も伝わる
・記憶を定着させやすい
また、Amazonのベソス氏は社内でのパワーポイントの使用を禁止していますが、一方的なパワーポイントによる営業活動やプレゼンテーションでなく、目の前のクライアントと関係性を築きながら、一緒にニーズを具現化していく時に、グラフィックファシリテーションの力は大変有効となります。
基礎編にあたるグラフィックファシリテーション1Dayワークショップでは、
1、対話を構造化する
2、対話を活性化する
という2種類のファシリテーションやレコーディングの解説に加えて、特に2の「対話を活性化する」ために、その場で話されている言葉をグラフィックに落とし込むときや、言葉や形になっていない「場の感じ」を表現するコツなどを学びました。
今回のアドバンスコースでも、1Dayワークショップ同様にグラフィックファシリテーターやシステムコーチとして活動をされている山田夏子さんにお越しいただき、活性化の根本となる感じ取る力と、構造化について、実践を通して学んでいきます。
<内容>
●活性化の根本となる感じる力のトレーニング
・構造化を手放す
・心で聴く練習
・感じたままを表現する
●少し左脳よりの抽出、構成についてのトレーニング
・目的の重要性
・どう構造化し、それを例えるか
・抽出、収束
・整理
・フレームワーク
特にトレーニングのポイントとなるのは、「正しさよりも美しさを拾う」ということです。
これは、議論の見える化をしていく上で、グラフィックファシリテーターとして何を拾うかのポイントとなります。
議論というのは、案外しっちゃかめっちゃかに話されていることが多く、自分自身が議論の合意形成にメンバーとして参加している際には、そのしっちゃかめっちゃかなままを描きき表せばいいのですが、グラフィックレコーディングのように、その場で決め打ちで描かないといけない時などは、事実ベースでそのまま表現するというよりも、交わされている会話や議論の"魅力的な特徴"を表現をする必要があります。
「正しく描かなきゃ」とグラフィックファシリテーターが思って描くと絵が硬くなり、場も硬くなってしまいます。正しく書くことを手放して、事実を魅力的な特徴(もしくは興味深い特徴)として捉えて描いていく。これは、コーチングの傾聴と似ているスキルです。
場の目的に合わせて、ファシリテーターの"在り方そのものが絵として表現される"ということを理解し、そこに意識的に描くことで場に介入するという、かなり実践的なトレーニングとなります。
こちらのアドバンス講座に参加ご希望の方は、グラフィックファシリテーション1Dayワークショップの参加が受講条件となりますので、未受講の方は下記の講座をご受講ください。
10/16(日)開催 グラフィックファシリテーション1Dayワークショップ
https://world-cafe.net/event/post-55.html
10/27(木)開催 グラフィック・ファシリテーション1日講座【基礎編】〜平日開催
http://www.shigotosoken.jp/blog/?p=1058
【対象】
● これまで山田夏子氏のグラフィックファシリテーション1Dayワークショップに参加された方
● グラフィックを活用したファシリテーションや営業活動に興味のある方
● 会議や研修にグラフィックファシリテーションの導入を検討されている研修企画や人事担当者
● 対話の手法や場を活用して、よりよい組織や社会をつくっていきたいと思っている方
山田夏子(やまだ・なつこ)さん
開催日時 | 2017年1月9日(月・祝)10:00 - 18:00 |
会場 | 東京体育館 第2会議室 http://www.tef.or.jp/tmg/map.jsp JR中央線(普通)・総武線「千駄ヶ谷」下車徒歩1分 都営地下鉄大江戸線「国立競技場」A4出口 |
定員 | 20名(先着順、定員になり次第締め切り) |
参加費 | 30,000円 (消費税8%込、事前振込) ※お申し込み後、お振込みに関するメールが自動で送られます。 |
キャンセル規定 | ワークショップ開催8日前を経過の後、お客様のご都合によりャンセルされた場合、下記の通りキャンセル料金をいただきます。なお、返金の際の送金手数料はお客様負担とさせていただきます。 ・8日前までのキャンセル・・・・・無料 ・7日前~4日前 ・・・・・・・・・参加費の50% ・3日前~当日、開催後・・・・・・参加費の100% |
お申込み | お申込み |
お問い合わせ | ダイナミクス・オブ・ダイアログ(DOD)事務局 お申し込みフォーム送信後、申込み内容確認と参加費お支払いに関する自動返信メールが送られます。1時間以上たってもメールが届かないという場合は、迷惑メールフォルダに入っていたり、何らかのエラーで届いていないという可能性がございますので、大変恐れ入りますが、お問合せフォームよりお知らせください。 |