8/22(土)~8/23(日)開催 哲学対話ファシリテーターのための「質問力」向上トレーニング【2日間集中】(対面)

【開催主旨】
〜センスや直感に頼らない、場を深める「問いかけ」の体系的スキルを身につける〜
「対話中、次にどんな問いを投げかければ、みんながもっと深く考えられるだろう?」
「参加者の発言をよく聴いているつもりだけど、言葉の表面をなぞるだけの質問になってしまう」
「場が停滞したとき、流れを切り替える突破口となる問いを立てられない」
哲学対話の進行(ファシリテーション)において、こんなふうに自分の「質問力」の限界やモヤモヤを感じたことはありませんか?
哲学対話の進行役には、参加者が安心して発言できる場(安全な空間)をつくることと同じくらい、「発言の要点を見極め、探究を促す問いを場に投げ返す力」が求められます。
しかし、それは決して生まれ持った「センス」ではありません。
・参加者の発言の主旨を正確につかむ
・複数の発言の構造(共通点・相違点)をとらえる
・具体と抽象をスムーズに行き来する
・問いや答えに潜む「前提」をあぶり出す
これらはすべて、ステップを踏んで練習すれば、誰もが堅実に向上させることができる「技術」です。
本講座では、年間100回以上の哲学対話やファシリテーター養成を実践してきた講師陣が、哲学対話の局面でファシリテーターに必要なスキルを全11のプロセスに体系化しました。2日間で「頭での理解」を「身体の感覚(再現可能な技術)」へと落とし込む、実践重視の集中トレーニングです。
「感覚的なファシリテーションから脱却し、自信を持って場を深められるようになりたい」という方のご参加をお待ちしています。
<こんな方にお勧めです!>
・参加者が関心を持って考えられる問いを立てたい方
・発言を的確に構造化し、その場に適した問いかけができるようになりたい方
・議論を表面的なおしゃべりで終わらせず、もう一歩深い探究を促進したい方
・自分の進行のクセや課題を、客観的なフィードバックを通して見直したい方
【カリキュラム内容】
※進行に応じて順序や内容が変更になる場合があります。
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■ 1日目:問いの構造化と引き出しを増やす
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講座の土台となる、問いのバリエーションと「要点をつかむ」技術を身体に馴染ませます。
Step 1:問いを立てる技術
1)「自分の関心を哲学的な問いにする」……身近な疑問を哲学的な問いに変換していく
2)「問いのバリエーションを増やす」……問いのパターンを使って、テーマについてどんどん問いを立てていく
Step 2:聴く・返すの基本を鍛える
3)「発話の要点をつかむ①」……文章を読みながら、その発話に対してどのような問いかけが最適かを判断する
4)「発話の要点をつかむ②」……相手の発話をどう理解したか伝え返し、きちんと聞けているか確認する
Step 3:対話を深める基本の型
5)「3つの問いを意識して使う」……「何?」「なぜ?」「例えば?」の3つの問いだけで対話を深める
6)「問いの形を意識する」……問いの形を見極めながら、問いに答えていくことを繰り返す
Step 4:思考の「前提」に切り込む
7)「問いの前提に気づく」……問いのなかにどんな前提が含まれているか気づく
8)「答えの前提に気づく」……答えのなかにどんな前提が含まれているか気づく
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■ 2日目:実践トレーニングとフィードバック
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1日目に学んだ技術を使い、リアルな対話の場面を想定した多角的な実践を行います。
Step 5:1対1での対話筋力を鍛える
9)「実践トレーニング 1on1」……1対1のやり取りのなかで、話の流れに沿った問いかけを繰り返し、話し手やオブザーバーからフィードバックをもらう
Step 6:ファシリテーションの引き出しを増やす
10)「探究を促す問いかけをする」……哲学対話のなかでよくある場面(迷子、平行線など)を取り上げ、どのような問いかけをすることが適切か検討する
Step 7:1対多の場をホールドする
11)「実践トレーニング 1対多」……1対多のやり取りのなかで、話の流れに沿った問いかけを繰り返し、参加者やオブザーバーからフィードバックをもらう
【参加者の声(一部抜粋)】
●ファシリテーターとして今何を問うと良いのかを意識して進行役できるようになった、という実感がいちばんの収穫だと感じている。講義形式ではなく、たくさん実践の機会があるのがとても良かった。自分の癖や躓きやすいところ、無意識に表れているスタイルのようなものに気づくことができた。ファシリテーター経験者がたくさん集まっていることで、いろいろなスタイルに触れることができたのも良かった。
●興味のままに質問していくのと、語られる言葉の奥にある<前提>を意識して質問していくのでは、広がる道筋が全く違ってくるという事を学びました。講師の的確な指摘がありがたく、自分のファシリを客観的に指摘してもらえる場は貴重でした。
●哲学対話の実践でファシリテーターの「参加者や場の思考を深める」という役割を改めて考えることができました。その人の大事なキーワードに敏感になり、ショベルのようなイメージで場におりたいと再確認。
●今回の講座では、私にとって、多くの学びと気づきがありました。内容も実践も非常に充実しており、今後の活動への手がかりを得ることができました。
【講師プロフィール】
大前みどり(ダイナミクス・オブ・ダイアログ代表)
経営管理修士(MBA)。企業の人材育成や起業支援に関わったのち独立し、組織や地域、学校において対話の場づくりを推進。企業や学校、美術館、カフェなどで哲学対話を実践する他、高校の探究の授業にも年間を通して携わっている。市民活動として哲学対話や対話力向上のためのトレーニングを毎月主催している。

角田 将太郎(アーダコーダ代表理事)
1995年生まれ。千葉県出身。県立船橋高校、東京大学教養学部卒業、東京大学大学院総合文化研究科修士課程在籍。哲学対話の実践と研究を往復しながら、互いに配慮し合いながら共に考える場をつくる方法について探究している。様々な学校や企業、自治体で講師の経験がある。特定非営利活動法人 こども哲学・おとな哲学 アーダコーダ代表理事。

ふみひらみつこ(まちいろドロップス主宰)
臨床心理士・公認心理師。対話を通して、人と人が緩やかにつながることのできる希望や可能性を感じながら活動中。東京都町田市を拠点に、子ども・子育て支援も含む、地域に開かれた様々な対話の場づくりをしている。現在、高校の探究の授業アシスタントの他、時々小学校での哲学対話も。
| 開催 日時 | 2026年8月22日(土)10:00~18:00 8月23日(日)10:00~18:00 ※1日目終了後、近くの店舗にて懇親会を行います。 |
| 会場 | 東京体育館 第3会議室 https://www.tef.or.jp/tmg/access.html JR総武線千駄ケ谷駅 すぐ 都営大江戸線国立競技場駅 すぐ |
| 定員 | 12名(最少催行人数4名) |
| 参加費 | 25,000円(税込) ※これまでにトレーニングを受けた方の再受講枠を設けています。 2日間 12,500円/1日目のみ・2日目のみ 7,000円 |
| キャンセル規定 | 開催8日前までは全額返金いたします(お支払い方法によっては返金の際に手数料が発生する場合があります)。 開催7日前以降のキャンセルは、返金致しかねます。予めご了承の上お申込みください。 |
| お問い合わせ | こちらのお問い合わせフォームよりお問い合わせください。 |


