8/2(日)開催 問いの前提を解きほぐす思考トレーニング

自分の思考のクセを「三人称」で眺めてみる。


私たちは日頃、さまざまな問いを抱えて哲学対話の場に臨みますが、その問いがどのような「前提」から生まれているのか、自分一人で気づくことは簡単ではありません。このセッションでは、あなたが立てた一つの問いを、運営メンバーと共にじっくりと解きほぐしていきます。

最大の特徴は、自分自身の思考を「私」として語るのではなく、あえて名前を主語にした「三人称」の視点で記述していくことです。当日はまず、あなたが立てた問いをはっきりさせることから始めます。さらに、その短い問いから読み取れる「この問いを立てた人は、世界をどう見ているのか?」という前提を、自分の内面ではなく「書かれた言葉」だけを頼りに、客観的に洗い出していきます。

後半は、その問いに対して、運営メンバーと共に新たな「問い」を返し、応答を繰り返すラリーを行います。自分の思考が「問いに答えているか」を厳密に確認し、これまでのやり取りにはなかった新しい視点(コンセプト)を取り入れることで、思考の行き止まりを突破する体験を目指します。

「自由に喋ってスッキリする」場ではありませんが、「自分の考えに誠実に向き合い、問いと応答をシンプルに積み重ねてみたい」方には、非常に発見の多い時間になるはずです。ここで得られる柔軟な思考の動きや視点の転換は、自分自身の課題解決だけでなく、哲学対話のファシリテーションにおける「問いを立てる力」「問いかける力」を養うことにも繋がります。自分の思考の輪郭を鮮やかにしてみたい方のご参加をお待ちしています。


当日の流れ


チェックイン&目的の確認(10分):今の気分や体調、トレーニングの目的と直面している課題などを共有します。
思考トレーニングセッション(75分):
 問いの精査:問いを短文化し、なぜその言葉を選んだのかを掘り下げます。
 前提の抽出:名前を主語にして「〇〇は~と考えている」と、問いの背後にある前提を客観的に記述します。
 問いの往復:提示された問いに誠実に応答し、新たな視点を取り入れながら、納得のいく解答が出るまで思考を深めます。
 気づきの言語化:プロセス全体を通じての気づきを整理し、日常の活動にどう活かせるか考えます。
チェックアウト(5分):セッションの感想を共有します。

運営メンバー


大前みどり

2009年より様々な対話アプローチを企業、自治体、地域、学校などで実施。2019年から哲学プラクティスを始め、哲学対話、哲学カフェ、こども哲学、本質観取、ソクラティク・ダイアローグなどの実践を重ねるなかで、哲学カウンセリングに出会う。哲学対話の実践者として、自分の思考のクセや無意識に持っている前提に気づく重要性を実感し、哲学カウンセリングのトレーニングを重ねている。

とみたしんじ

2019年にベルギーの哲学実践者と対話したのを機に、「はい」「いいえ」の選択を迫る質問法の重要性について考え始め、2023年フランスのオスカル・ブルニフィエの運営する哲学プラクティス研究会の研修を受講し、現在は少人数でのセルフコンサルテーションや哲学カウンセリングを実践研究中。困難な問いに向き合いながら、相手を信頼して、誠実に答えることの大切さを受講者のみなさんと共に学びたいと思います。

開催日時2026年8月2日(日)①14:30~16:00 ②16:30~18:00
会場オンライン会議システム「Zoom」を利用して行います。
アクセス情報はお申込みの方に、開催前日までにお送りします。
定員各回1名
参加費5,500円(税込) 
お申込みPeatixよりお申込みください
キャンセル規定開催4日前まではPeatixより返金いたします。
開催3日前より返金はありません。予めご了承ください。
お問い合わせダイナミクス・オブ・ダイアログ(DOD)事務局

ご不明な点がございましたら、お問合せフォームよりお知らせください。