7/27(日)開催 職場の「抑圧」を考える フォーラムシアター×哲学対話ワークショップ

「なんだか言いたいことが言えない…」
「いつも我慢してしまう…」
「職場の空気、どこか息苦しいと感じる…」

私たちは、日々の仕事の中で、さまざまな形の「抑圧」に遭遇することがあります。それは、些細な言葉の暴力かもしれません。慣習という名の圧力かもしれません。あるいは、組織の構造そのものが生み出す不自由さかもしれません。

このワークショップでは、演劇の手法を用いた対話の場「フォーラムシアター」を体験することで、職場における「抑圧」の構造を可視化し、参加者一人ひとりの声にならない思いに耳を傾け、変化への一歩を踏み出すことを目指します。

フォーラムシアターのあとは、体験を通して得た「問い」を出し合い、1つの問いを選んで共に探究する哲学対話を行います。

体をほぐしたり、体を使って表現するゲーム的なウォーミングアップから始めますので、演劇経験はまったく必要ありません。テーマに関心がある方ならどなたでも参加可能です。


●こんな方におすすめ

・職場で何らかの「言いにくさ」や「息苦しさ」を感じている方
・職場の人間関係やコミュニケーションに課題を感じている方
・ハラスメントや差別など、職場における「抑圧」について考えたい方
・より良い職場環境づくりに関心のある方
・演劇や対話を通して、新しい気づきを得たい方


●フォーラムシアターとは?

「被抑圧者の演劇」を提唱したブラジル出身の演劇家アウグスト・ボアールによって生み出された応用演劇の手法です。観客は傍観者ではなく、物語の登場人物として舞台に介入し、現状を変えるための具体的な行動を試みます。演じることで、頭で理解するだけでなく、身体で「抑圧」を感じ、その構造をより深く理解することができます。そして、「もし、あの時こうしていれば…?」という「もしも」を舞台上で実験することで、現実を変えるためのヒントを探ります。


●哲学対話とは?

哲学対話とは、人が生きるなかで出会うさまざまな問いを、みんなで言葉を交わしながら、ゆっくり、じっくり考えることによって、自己と世界の見方を深く豊かにしていく場です。
誰も最終的な答えを知らないような問いについて、さまざまに異なる意見を出し合い、問いかけ合いながら吟味していきます。

<進行役>


長谷川 直紀 氏

丸紅からキャリアチェンジし、俳優として活躍。映画『シン・ゴジラ』や大河ドラマ、CMに多数出演。静岡を舞台にした映画のプロデュースも手掛ける。現在は、演劇の手法を活かしたワークショップデザイナーとしても活動する。ビジネスの世界と芸術の世界、双方の経験を持つユニークな視点で、組織や個人の可能性を広げるサポートを行っている。

大前みどり

ダイナミクス・オブ・ダイアログ合同会社代表
経営管理修士(MBA)。企業の人材育成や起業支援に関わったのち独立し、組織や地域、学校において対話の場づくりを推進。企業や学校、美術館、カフェなどで哲学対話を実践する他、高校の探究の授業にも年間を通して携わっている。
アプライドシアター研究所主催 フォーラムシアター専科実践<認定>コース修了。

開催日時2025年7月27日(日)13:00~17:00(12:45受付開始)
会場東京体育館 第4会議室
https://www.tef.or.jp/tmg/access.html
JR総武線千駄ケ谷駅 すぐ
都営大江戸線国立競技場駅 すぐ
定員12名程度(先着順、定員になり次第締め切り)
参加費4,000円(税込) 
お申込みPeatixよりお申込みください
キャンセル規定開催4日前まではPeatixより返金いたします。
開催3日前より返金はありません。予めご了承ください。
お問い合わせダイナミクス・オブ・ダイアログ(DOD)事務局

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