10/2(水)~3/5(水)開催 哲学対話ファシリテーターのための探究コース第4期(全10回+実戦練習会)

本コースは8月24日(土)正午(12:00)より受付開始となります。

以下の日程で無料体験説明会を実施しますので、詳しい内容を知りたい方や受講に当たってご質問がある方はぜひご参加ください。

①8/9(金)19:30~21:00
②8/19(月)19:30~21:00
③8/24(土)9:30~11:00 
※いずれも同内容です。ご都合のよい回にご参加ください。

詳細・お申込みはこちらから

【参加条件】

本コースでは、参加条件を設けています。
以下の「すべて」に当てあてはまる方が対象です。

1)哲学対話の進行役を3回以上したことがある
2)地域や組織、学校などで哲学対話の場をつくっていこうと思っている
3)様々なスタイルの進行のしかたにふれながら、哲学対話のファシリテーションについて深く考えたいと思っている
4)自分なりのファシリテーションスタイルを磨きたいと思っている
5)Zoomの基本的な操作を行える
6)Googleドキュメントなどクラウド上のファイルへの書き込みができる
7)受講生限定のFacebookグループに参加する
8)開講までに自己紹介シートを提出する(活動履歴、どうして哲学対話をやりたいかなど)
9)期間中「実践練習会」(全5回)に 2回以上参加し、1回以上進行役を行う
10)(アーカイブコースの方も)初回のオリエンテーションと、最終回の学びの発表会はリアルタイムで参加する

※もし、参加条件に満たないと思うが参加したいという場合、本コースに申し込みをした上で、メールで個別にご連絡ください。
 開講までに補講を実施しますので、詳細をご案内いたします。

【お申込みにあたっての注意事項】


お申込みの際には、フォームに以下の内容を入力していただく設定になっております。
記入内容から「参加条件を満たしているかどうか」を判断させていただきます。
特に、活動の概要がわかるサイトのURLがない場合は、「哲学対話との関わり」や「このコースでどんなことを深めたいか?」についてなるべく詳細にご記入ください。記入が不十分で条件を満たしているかの判断が難しい場合、お申込みを保留もしくはお断りさせていただくことがあります。

<お申込みフォームの項目>
・お名前
・メールアドレス
・緊急連絡先
・参加条件に当てはまっているかどうか
・FacebookのURL(ない場合は「なし」と記入)
・ご自身の活動団体もしくは主催イベントの名称
・ご自身の活動団体もしくは主催イベントのサイトURL(ない場合は「なし」と記入)
・哲学対話との関わりについて簡単に教えてください(きっかけ、参加歴、主宰歴等)
・このコースを通して、どんなことを深めていきたいと思いますか?
・その他、質問や事前に伝えておきたいことなどがありましたらご記入ください。

※お申し込み後はご記入いただいたメールアドレスに重要なご連絡をお送りします。普段あまりチェックをしないメールアドレスではなく、必ずご確認いただけるメールアドレスを記載してください。

※事務局からの連絡は、基本的にメールアドレスとFacebookグループを通して行います。
お申し込み後、こちらから何度かご連絡をしても返信やリアクションをいただけない場合は、受講の意思がないものとみなし、お申込みをキャンセルさせていただくことがありますのでご承知おきください。

【開催主旨】


・どうしたら哲学対話の進行がうまくなるんだろう?

・そもそも哲学対話の進行がうまいとはどういうことなんだろう?

・哲学対話のファシリテーターは何をしたほうがよくて、何をしてはいけないのだろう?

・経験が豊富な人はいつもどんなことを意識しながら進行しているのだろう?


進行役として哲学対話をやってはみたものの、こういった疑問が浮かんでくることはありませんか?

現在、日本ではこども哲学(P4C)や哲学カフェ、本質観取やソクラティク・ダイアローグなど様々な哲学対話が行われています。指導要領の改訂により、教育現場では「主体的・対話的で深い学び」が重視されるようになり、哲学対話を取り入れる学校が増えています。また、企業でも哲学思考のトレーニングが行われたり、組織開発に哲学対話を活用する場面も増えています。その他、医療現場、地域活性化、社会課題の解決など、様々な分野で哲学対話が広がっています。

それだけ広がりが見られる一方で、哲学対話のファシリテーターの養成やスキルアップできる場が十分にあるかというと、日本ではまだまだ少ない状況です。

また、学びのためにと、様々なファシリテーターが進行する場に参加して「人それぞれ」のやり方があることは理解できても、いざ自分が進行をする際にはいったいどうすればいいのかと迷うことも多いのではないでしょうか。

そこで、様々な現場で哲学対話の実践を積んでこられた方々の多様なスタイルに触れながら、哲学対話のエッセンスやコツを学び、参加者それぞれが自身の実践の場につなげられるようにと、本コースを企画しました。

全10回のうち第2回~第9回は、様々な分野で活躍されている方々をゲストファシリテーターに迎え「哲学対話」を実際に体験します。さらに「対話についての対話(メタダイアローグ)」をじっくりと行いながら、「ファシリテーターは哲学対話の際に、何を見て、聴き、感じ、考え、判断し、発言しているのか?そして、なぜそうするのか?」について言語化しながら深めていくことを試みます。

こういった場を重ねていくことで
①哲学対話の場を俯瞰する力を養うこと
②目的に応じた場づくりができるようになること

③一人ひとりが、自分自身にあったファシリテーションスタイルを探究すること
を目指します。

また、本コースでは並行して実践練習の機会を用意しています。
練習会では、ファシリテーター役と参加者役を交代しながら、コース内で学んだことを実践に活かしていくために、相互にフィードバックを行います。

本編と練習会を通して、参加者それぞれが自分の求めているファシリ―テーター像を見つけ、実践力を養える深い学びの場になればと思っています。

【日程】

 
<本編>
19:00~22:00、オンライン開催

①10/2(水)初回オリエンテーション
②10/16(水)ゲスト 神戸和佳子さん
③10/30(水)ゲスト 小川泰治さん 
④11/27(水)ゲスト 幡野雄一さん
⑤12/11(水)ゲスト 松川えりさん
⑥1/8(水)ゲスト 堀越耀介さん
⑦1/22(水)ゲスト 永井玲衣さん
⑧2/5(水)ゲスト 苫野一徳さん
⑨2/19(水)ゲスト 土屋陽介さん
⑩3/5(水)最終回、各自の学びの収穫と発表


<実践練習会+ふりかえり&質問会>

❶11/6(水)19:00~22:00
●11/13(水)19:30~21:30 ふりかえり&質問会
❷12/1(日)9:30~12:30
❸12/21(土)9:30~12:30 
❹1/15(水)19:00~22:00
●1/29(水)19:30~21:30 ふりかえり&質問会 
❺2/11(火・祝)19:00~22:00

アーカイブコースの方も参加しやすいよう、練習会は平日夜だけでなく、休日の午前・夜にも実施します。
2回以上の参加が受講のための条件となっていますが、練習や研鑽のためにすべての日程に参加していただいてもかまいません。
またふりかえり&質問会では、探究コース内での学びや疑問を共有します。より深い学びのためにこちらもぜひご参加ください。

その他、コース外企画として2日間の「ソクラティク・ダイアローグ」体験の機会が12/14(土)-15(日)と2/1(土)-2(日)にあります(初回オリエンテーションの際に詳細をお伝えします)。

【内容(予定)】


① 初回オリエンテーション
参加者&主催者自己紹介、コースの説明、哲学対話のファシリテーションで困ることや迷うことを洗い出す対話を行います。

②~⑦、⑨ ゲストファシリテーターによる哲学対話とメタダイアローグ
哲学対話の時間は、ゲストが進行役となりそれぞれのスタイルでの哲学対話を行います。メタダイアローグの時間は、まずゲストの進行役からどのように場を見て判断していたかを共有していただき、その後は参加者から質問を受けながら対話を進めます。

⑧ 特別講座「本質観取をやってみよう」
哲学対話の経験の幅を広げるために、「本質観取」を体験し、自身のファシリテーションにどんなことが活かせそうか対話をします。

⑩ 最終回
ここまでの学びを踏まえて、自身の開催する哲学対話について「何のためにやるのか」、「何を大事にするのか」と、「自身が理想とするファシリテーター像」などを言語化し、発表します。

❶~❺ 実践練習会
受講生同士で、進行役と参加者役をやりながらメタダイアローグをしてみるという練習会です。

●ふりかえり&質問会
探究コース受講の感想や疑問の共有と対話を行います。対話を通して学びが深まる機会ですのでぜひご参加ください。

<実際の様子は3期のレポートをご覧ください>

第1回開催レポート
第2回開催レポート
第3回開催レポート
第4回開催レポート
第5回開催レポート
第6回開催レポート
第7回開催レポート
第8回開催レポート
●第9回開催レポート
●第10回開催レポート
 *
第1回実践練習会開催レポート
第2回実践練習会開催レポート
ふりかえり&質問会開催レポート
第3回実践練習会開催レポート
第4回実践練習会開催レポート
第5回実践練習会開催レポート

【その他】


・リアルタイム参加コースの方は、基本的にはカメラONで、第三者(ご家族を含む)の同席なく、ひとりで受講できる環境でご参加ください(難しい場合はご相談ください)。
・欠席の場合の振替はありません。各回終了後、アーカイブ配信があります。コース最終日の1か月後まで視聴可能です。ただし受講者本人の視聴のみとし、受講者以外の方との複数人での視聴や動画URLの共有等は厳禁とさせていただきます。
・やむを得ない事情により、日程が変更になる場合、講師の順番が変更になる場合、講師が変更になる場合があります。予めご了承ください。
・コース中の重要事項のご連絡や参加メンバー同士のやりとりでFacebookグループを使用します。お申込みの際にfacebookアカウントをお知らせください。
・毎回、ご自身の振り返りとゲストファシリテーターや運営へのフィードバックのためにふりかえりフォームにご記入ください。

【アーカイブ参加コースについて】


探究コースに参加して学びを深めたいが仕事・家事・時差・金銭面など、事情により参加が難しいという方向けの、ア ーカイブ視聴及び実践練習会への参加ができるコースです。<10名限定>で、参加条件を満たせる方のみの受付とさせていただきます。
参加条件はこのページの上部に記載がありますのでご確認ください。

【定員】


リアルタイム参加コース 15
アーカイブ参加コース 10

【参加費】


リアルタイム参加コース 52,500円+消費税5,250
アーカイブ参加コース 32,500円+消費税3,250

(内訳)
 リアルタイム参加費(アーカイブ含む) 5,000円×8回=40,000円+消費税
 アーカイブ視聴費 2,500円×8回=20,000円+消費税
 初回+最終回+練習会×2回分 参加費 2,500円×4回=10,000円+消費税
 ふりかえり&質問会×2回分 参加費 1,250円×2回=2,500円+消費税


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【ゲストファシリテーター・プロフィール】



第2回 神戸 和佳子(ごうど・わかこ) さん
長野県立大学ソーシャル・イノベーション研究科講師。
東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。中等教育での教育活動や社会人のアントレプレナーシップ涵養における、哲学的な思考や対話の活用について、実践と研究を行っている。

第3回 小川 泰治 さん
宇部工業高等専門学校一般科(社会)准教授。授業を中心に、地域や他の学校で哲学対話の実践と研究を行う。最新の論文に「技術者教育における哲学対話の実践:「ネガティブ・ケイパビリティ」に注目して」(『工学教育』72(4)、岩内章太郎との共著)がある。毎日小学生新聞「てつがくカフェ」執筆メンバー。哲学対話をした日の日記と実践を集めたアンソロジーZINE『哲学対話日記』の企画・編集。


第4回 幡野 雄一 さん
高校卒業後、ヒッチハイキング、野宿生活、四国の歩き遍路などを経験。その後、駒澤大学仏教学部禅学科に入学し、学部を首席で卒業。卒業後は、学校、塾、地域などで、様々な世代の人たちと哲学対話を行う。2018年、走る小屋とテーブル「ポイトラ」の運営を開始し、各地で哲学対話を企画。2019年、国立駅北口に探究型学習塾「ベースクール」を開校。2020年、安心と冒険が同居するまちの寮「ぶんじ寮」を開寮。特定非営利活動法人 こども哲学・おとな哲学 アーダコーダ理事。

第5回 松川 えり さん
大阪大学大学院文学研究科博士後期課程 単位取得退学。学生時代より哲学カフェの活動を始め、2005年、大阪大学臨床哲学研究室のメンバーを中心に、哲学対話を実践・サポートする団体カフェフィロを設立。2014年4月より2016年3月まで代表を務める。大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任研究員を経て、フリーランスのてつがくやさん(哲学プラクティショナー)に。岡山を拠点に、カフェ、公民館、福祉施設、病院、学校などで哲学カフェや対話ワークショップの企画・進行を行う。共著として、『哲学カフェのつくりかた』(大阪大学出版会)、『この世界のしくみ 子どもの哲学2』(毎日新聞出版)など。​毎日小学生新聞にて、「てつがくカフェ」連載中。


第6回 堀越 耀介 さん
東京大学UTCP上廣共生哲学講座 特任研究員 / 独立行政法人日本学術振興会 特別研究員(PD)。東京大学教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。専門は、教育哲学・哲学プラクティスで、特にジョン・デューイの哲学思想、「子どもとする哲学(P4C)」/ 哲学対話の理論を研究。実践者としては、学校教育の場から、自治体・公共施設、企業・社員研修まで、幅広く哲学対話・哲学コンサルティングを行う。著書に『哲学はこう使う――哲学思考入門』(実業之日本社)、「哲学で開業する:哲学プラクティスが拓く哲学と仕事の閾」(『現代思想』(青土社)2022年8月号)などがある。


第7回 永井 玲衣 さん
人びとと考えあう場である哲学対話を幅広く行っている。せんそうについて表現したいわする写真家・八木咲との「せんそうってプロジェクト」、後藤正文らを中心とするムーブメント「D2021」などでも活動。著書に『水中の哲学者たち』(晶文社)、『世界の適切な保存』(講談社)。第17回「わたくし、つまりNobody賞」を受賞。詩と植物園と念入りな散歩が好き。


第8回 苫野 一徳(とまの・いっとく)さん
哲学者・教育学者。熊本大学大学院教育学研究科准教授。早稲田大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。著書に『どのような教育が「よい」教育か』(講談社)、『「自由」はいかに可能か』(NHK出版)、『子どもの頃から哲学者』(大和書房)、『はじめての哲学的思考』(筑摩書房)、『愛』(講談社現代新書)、『学問としての教育学』(日本評論社)などがある。

第9回 土屋陽介さん
開智国際大学教育学部准教授。千葉大学大学院社会文化科学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(教育学)(立教大学)。専門は、子どもの哲学(Philosophy for Children: P4C)、現代哲学、教育哲学。開智中学・高等学校や開智日本橋学園中学・高等学校などにおいて、学校が独自に開設している教科「哲学対話」の授業担当者を11年間務めた。著書に『僕らの世界を作りかえる哲学の授業』(青春出版社、2019年)など。その他に、毎日小学生新聞「てつがくカフェ」の連載担当、NHK・Eテレの学校放送番組「Q~こどものための哲学~」の番組監修なども務める。

【コースファシリテーター・プロフィール】

各回の運営や参加者のサポートなどを行うメンバーです。


角田 将太郎(アーダコーダ代表理事)
1995年生まれ。千葉県出身。県立船橋高校、東京大学教養学部卒業、東京大学大学院総合文化研究科修士課程在籍。哲学対話の実践と研究を往復しながら、互いに配慮し合いながら共に考える場をつくる方法について探究している。様々な学校や企業、自治体で講師の経験がある。特定非営利活動法人 こども哲学・おとな哲学 アーダコーダ代表理事。

ふみひらみつこ(まちいろドロップス主宰)
臨床心理士・公認心理師。対話を通して、人と人が緩やかにつながることのできる希望や可能性を感じながら活動中。東京都町田市を拠点に、子ども・子育て支援も含む、地域に開かれた様々な対話の場づくりをしている。現在、高校の探究の授業アシスタントの他、時々小学校での哲学対話も。


大前みどり(ダイナミクス・オブ・ダイアログ代表)
経営管理修士(MBA)。企業の人材育成や起業支援に関わったのち独立し、組織や地域、学校において対話の場づくりを推進。企業や学校、美術館、カフェなどで哲学対話を実践する他、高校の探究の授業にも年間を通して携わっている。市民活動として哲学対話や対話力向上のためのトレーニングを毎月主催している。

【主催・事務局】

ダイナミクス・オブ・ダイアログLLC 

【協力】

特定非営利活動法人 こども哲学・おとな哲学 アーダコーダ 
カフェフィロ  
まちいろドロップス

開催
日時
2024年10月2日(水)~3月5日(水)全10回+実践練習会+ふりかえり&質問会
会場オンライン会議システム「Zoom」
※アクセス情報は開催1週間前までにお知らせします。
定員リアルタイム参加コース 15
アーカイブ参加コース 10
参加費リアルタイム参加コース 52,500円+消費税5,250
アーカイブ参加コース 32,500円+消費税3,250
※Peatix経由でお申込み、お支払いください。
キャンセル規定今回は5か月間の特別コースのため、別途キャンセル規定を設けております。下記の通りキャンセル料が発生しますので予めご了承ください。

1)9/20(金)23:59までのキャンセル……全額返金
2)9/21(土)0:00~9/27(金)23:59 ……参加費の50%
3)9/28(土)0:00~10/2(火)初回、開催後のキャンセル……参加費の100%

1)はPeatixを通してキャンセル手続きを行います。
 Peatixでのキャンセル手続きにつきましてはこちらをご確認ください。
 お支払い方法によっては手数料が発生する場合があります。

2)に関しましては、弊社より銀行振込での返金となります。
 返金の際の振込手数料はお客様負担とさせていただきます。

3)に関しましては返金はありません。
お問い合わせご不明な点がございましたら、お問合せフォームよりお知らせください。
ダイナミクス・オブ・ダイアログ(DOD)事務局