vol.94「手応えのあるコミュニケーションにするために必要なこと」

お客様との打ち合わせ、ショッピング、ゴルフレッスン。
最近、様々なシーンで「そうなんだなあ」と実感することがあります。
それは、自己開示の効用。
相手とのコミュニケーションが実のあるものになるかどうかは、自分からの自己開示がどれだけできるかというところに大きく影響しているように感じています。
もちろん自己開示だけが必要な要素ではないのですが、自己開示をするのとしないのとでは、自分にとっての対話の結果の満足度が違うんです。
自己開示というと難しく感じますが、簡単に言えば「思っていることを言う」ってこと。
お客様との打ち合わせで「もしかしたらこうですか?」と訊いてみる。
ショッピングで「もう少し若々しく見える色味で」とリクエストする。
ゴルフレッスンで「こうしたほうがいいと聞いたのでこう身体を動かしてるんですが、いまひとつ当たりが悪くて」と打ち明けてみる。
相手は私の考えていることや思っていることが理解できるので、対応がしやすくなるし、こちらも期待通りのアウトプットが相手から出てくるので、満足度も上がる。
わかり合えるとうれしいし、結果的にお互いにいいコミュニケーションができた気持ちになる。
通り一遍のマニュアル対応や社交辞令ではなく、その場で思っていること、考えていることを話す。
わからないことは、その場で訊く。
それだけで、日頃のコミュニケーションの質が上がっている気がします。
(DODパートナー:中川繁勝)