Vol.89「基本に立ち返る」
新人研修の季節が終わろうとしています。
「PDCA」
新人研修でよく出てくる、仕事で必要な考え方の一つです。
ですが、これ、新人に限らず必要な考え方なんですよ。
私は、ゴルフが趣味です。
普段、上から目線で若者たちに研修を提供している私ですが、ことゴルフに関しては学ぶ立場です。
そしてスコアを見ると、まだ成長の余地がある状況です。
成長の余地があるって、会社に入る新人と同じ状況なんですよね。
だからこそ、「PDCA」の大事さを感じるんです。
スコアを上げたい私は、当然のことながら練習に行きます。
いわゆる「打ちっぱなし」というタイプの練習場です。
打てば次々にボールが床下から繰り出されてきます。
それをまた打ちます。
その連続。
でも、ただ打ってるだけじゃダメなんですよ。
ここで「PDCA」なんです。
前のスイングでイケてなかったところ、イケてたところを認識しつつ、次を打つ。
何も考えずに打ってちゃダメ。
仕事も同じ。
来た仕事を次々にこなしていちゃダメ。
なぜうまくいかなかったのか、なぜうまくいったのかを意識しながら進める。
これ、基本なんですよね。
だからこそ、新人研修で教えるんです。
でも、慣れてくると忘れがちですよね。
ありがたいことに、私は毎年この時期に新人研修をやるので思い出します。
PDCAに限らず、基本に立ち返って一歩一歩進んでいこうと思います。
(DODパートナー:中川繁勝)