【レポート】3/2(水)「研修でワールド・カフェ!」開催レポート

開催概要

●タイトル:「研修でワールド・カフェ!」
●主催: ワールド・カフェ・ウィーク実行委員会
●日時: 2011年3月2日(水) 19:00~21:30
●場所: 東池袋あうるすぽっと
●会費: 2,000円
●参加人数: 26名
●テーマ: 「ワールド・カフェを研修で活用するには」
●ラウンド数: 2ラウンド(情報共有) + 事例紹介 + 3ラウンド(ワールド・カフェ) + 振り返り


当日の様子

●問い
・どんな研修でどのようにワールド・カフェを使っているのか?(情報共有 1,2ラウンド)
・ワールド・カフェを活用するのはどんな研修ですか?(ワールド・カフェ 1ラウンド)
・この研修で、どのようにワールド・カフェを活用出来るだろうか?(ワールド・カフェ 2,3ラウンド)

●問いの意図
ワールド・カフェの研修における導入事例を知りたい方やワールド・カフェ未経験がいることを考慮し、前半で情報共有の時間をとりました。
情報共有することで、ワールド・カフェの効果性や導入における仕掛け方をある程度イメージして頂きました。
後半ではワールド・カフェの集合知やアイディア創出という特徴と効果を参加者に感して頂き、研修における活用イメージに繋がることをねらって、実際にワールド・カフェを体験することで、研修でのワールド・カフェの導入企画を策定して頂きました。

▼ワークショップの開催主旨「ワールド・カフェを研修で開催しましょう」と、進行役から説明があり、

本日のメニューは
1.スモール・カフェ (参加者同士の情報交換、対話は2ラウンド)
2.ワールド・カフェ (ワールド・カフェの可能性を拡げましょう!)
3.まとめ
が紹介されました。


▼ワールド・カフェを研修で既に開催した経験者がそれぞれのテーブルに1人以上座られている状態で、スモール・カフェが始まりました。

スモール・カフェとは2ラウンドだけのワールド・カフェ。今回初めて使われた言葉です。初めて出会う者同士が、これから話し合う内容についての知識を出し合い、認識レベルを揃えたり話すことに慣れてもらうために導入しました。
問いは「どんな研修でどのようにワールド・カフェを使っているのか?」としました。

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各テーブルでは、「OJTリーダー研修」 「期待・悩みの共有」 「研修におけるインプットを整理するため」 等の事例が共有されてました。
これからワールド・カフェを予定している方は、ご自分の計画内容について、熱心に質問されていました。
既にワールド・カフェを経験している方からは「以前、研修で開催したワールド・カフェの目的と効果が改めて頭の中で整理された」との声が聞かれました。

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▼今回の半数以上参加者がワールド・カフェ未経験者でしたので、進行役から手上げ式のラウンド終了の合図の説明がありました。


▼次に、ゲストとして参加して頂いたエプソン販売の山本さんから 「OFF-JTでのワールド・カフェ」 について実例をご紹介頂きました。

社内におけるブランド浸透と社員の主体性を高めるねらいで開催したワールド・カフェでは、
「自分にとって何をテーマに明日から何が出来るのか」について、その時の様子をお話頂きました。
話し合いが活発なテーブルがあれば、研修の愚痴ばかりでガス抜きになってしまったテーブル等、
ワールド・カフェの様子を詳細にご説明頂きました。

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山本さんからの説明が終わり、参加者から質問を受け付けると
 「ワールド・カフェの説明はしたんですか?」
 「活発な話し合いと愚痴が出たテーブルと違いは何があったのか?」
 「テーブルメンバーのグルーピングの方法は?」
等、活発な質問を参加者から頂きました。


▼後半のワールド・カフェでは、今までに無い架空の研修を設定し、ワールド・カフェを使ってアイデアを出し合い、企画していきます。

ラウンド1では、これから話し合う研修を以下の項目について設定頂きました。
(1)研修テーマ
(2)研修ゴール
(3)対象者
(4)参加人数

各テーブルでは研修で扱いたいテーマについて参加者それぞれの思いがぶつかり合
いながら、熱く活発に話し合いされてながらも、1つのテーマに集束していく様子がみられました。
研修テーマは、「会社の理念を自分で語る」 「新制度の浸透と意識改革」 「モチベーション」 「若手の早期育成」 「自分の弱み、強みを知る」等が設定されました。

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▼ラウンド2、ラウンド3では「この研修で、どのようにワールド・カフェを活用出来るだろうか?」をテーマで話し合いが行われました。


▼最後に各テーブルから、研修テーマと、「対話によって生成されたワールド・カフェは?」 「なぜそ
の研修テーマにワールド・カフェを入れたのか?」について発表され、全体で共有を行いました。

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▼帰り際には、参加者が、
 「すっごい、面白かった」
 「気づきの気づき方がわかって良かった」
 「ワールド・カフェを研修で使った方がいいのか、改めて考えるきっかけになった」
等の感想をお話されている方がいらっしゃいました。


▼参加者からのアンケート回答(抜粋)

・Grディスカッションは今までの研修で実施しておりましたが、このようなスタイルは初めてです。聴く傾聴スタイルの別バージョンとして有効だと思いました。

・多様な意見の中に、研修で使うためのヒントがいくつか見つかりました。

・楽しいからって、やればいいというわけじゃなく、受講者の立場にあったワールド・カフェの場の持ち方についての気づきを得られました。

・「議論してください」と進めた結果とは違うポジティブなアウトプットが対話を
通じて生み出されることを体感できた。初めての参加だったが、そのプロセスや関わり方が気持ちよかった。

・様々な意見を取り入れることで対話が進んでいく可能性を感じました。
 しかし同時に、活用の難しさも感じ、自分の中でまだ整理できません。今後、どんな風に活用できるか考え、続けたいです。

・意志決定していくプロセスが勉強になりました。
 いろいろな人がいろいろなアイデアを出し、どのように決まるかということです。

・ファシリテーターの方がすばらしかったです。
 ゆるい中で、きちんと押さえるべきポイントを説明していただけたので、勉強になりました。

・実際の体験談を聞けたこと。実務で活用するに当たってのヒントを得たため。

・ワールド・カフェを使う研修は難しいので、しっかりとした準備が必要だと感じました。

以上

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