【レポート】3/9(水)ワールド・カフェ・ファシリテーター養成1Dayコース 「ワールド・カフェのつくりかた」開催レポート

開催概要

●タイトル:ワールド・カフェ・ファシリテーター養成1Dayコース 「ワールド・カフェのつくりかた」
●主催: ダイナミクス・オブ・ダイアログLLP
●日時: 2011年3月9日(水) 10:00~18:00
●場所: 豊島区立舞台芸術交流センター あうるすぽっと 会議室B2
●会費: 一般参加 20,000円  法人参加 30,000円
●参加人数:  参加者 10名、スタッフ3名

●開催意図
このコースは、「教える」のではなく、参加者同士が様々な疑問や悩みを共有し、経験談や意見を交換しながら、主体的に「気づき、学んでもらう」場となるように設計してあります。毎回、開催ごとに参加者の方々の意見も取り入れながら、改善を繰り返し、参加者の方に多くの気づきを持って帰ってもらえるよう努めております。

当日の様子

▼参加者の方の集まりを待って、10時ちょうどのスタートです。今回は、初の平日コースということで、参加人数はいつもに比べて少人数ですが、その分深く、濃い時間を過ごせたのではないかと思います。

冒頭で、ファシリテーター、スタッフ3名の紹介をさせていただき、その後私たちワールド・カフェ・ウィーク実行委員会の活動を紹介しました。

このコースは、レクチャー中心ではなく、参加者全員で対話をしながら、ワールド・カフェ的にワークを進めていくのが特徴です。

終了時に、次に自分たちで行うワールド・カフェの企画ができていること。少しでも、自分たちで実際に行うイメージが具体的になっているように一緒に作っていくことが1日の目的です。

まず最初に、「なぜワールド・カフェに興味を持ったのか?」という問いで、自己紹介をしてもらいました。この段階で、ご自身の参加目的を再確認して欲しいという意図が含まれています。

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その後、「なぜ今対話なのでしょうか?」という問いで、対話をしてもらいました。前述と同様に、手法だけではなく対話そのものについての考え、意見を再認識してもらうことで、ワールド・カフェについて学ぶ前にご自身の考えを深めてもらいます。

▼最初のパートとして、ワールド・カフェのストーリーとガイドラインについて基本的なガイダンスを行いました。さすがに、自分でワールド・カフェをやりたい!と考えられている方が多いこともあり、事前に関連書籍を読まれている方もおり、スムーズに進めることができ、ワールド・カフェの原理まで通してお伝えすることができました。

次に、ワールド・カフェの体験です。進め方を説明し、1R、2Rの問いを開示します。「あなたは、ワールド・カフェにどのような成果、期待を抱いているでしょうか?」です。対話の手法であるワールド・カフェについて基本的なことを共有した後に、よりワールド・カフェについて深める意図で問いを立てました。

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3Rの問いは、「ワールド・カフェを開催するにあたり事前に準備しておくことは何だろう?」として、午後の企画パートに入る前に、参加者ひとりひとりが抱える課題や問題意識が顕在化できればと考え、問いを立てました。

終了後は、一人ひとり気づきを振り返ってもらい、その後テーブル毎に共有してもらいました。

午前中の最後は、ワールド・カフェの適するケース、適さないケースなど、効果の面から対話してもらい、ランチタイムです。
 
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▼午後は、いよいよ自分たちでワールド・カフェを行うための企画パートです。説明をしながら、シートに書き込んでいってもらいながら、徐々に具体化していってもらいます。

特に、目的を考えるのがもっとも重要なパートです。参加者みなさんのそれぞれの背景やストーリーを話してもらう問いを立て、グループで対話をしてもらいました。

それぞれが何のためにワールド・カフェをやってみようと思ったのか?を考えてもらうことで、ワールド・カフェの手法を最大限活用し、目的に近づけることができるからです。次の問いは、「あなたが、ワールド・カフェで成し遂げようとしている目的は何ですか?
」です。

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続いて、それぞれのワールド・カフェの目的達成のために必要な問いについて対話をしながら考えてもらいます。

その後は、ファシリテーターのあり方について対話してもらいました。皆様、それぞれがファシリテーションについての経験や知識をお持ちの方も多いので、べき論ではなく、それぞれが考える理想形を語り合ってもらいました。

まとめとして、1日を通して、もっとも心に残っていること、気づきなどを収穫し、共有させていただきました。

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▼最後に、少人数でしたので、サークルとなり、参加者ひとりひとりが、それぞれ作成した企画シートをもとに、これからワールド・カフェをやっていこう!という"私"のワールド・カフェについて共有してもらい、1Dayワークショップ終了です。

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あっという間の1日でしたが、少人数ながら明確な目的意識を持って参加されている皆様のおかげで、それぞれに充実した時間を過ごすことができたのではないでしょうか。

参加者皆様のご協力と積極的な参加により、無事終了することができました。スタッフ一同参加者の皆様に感謝いたします。


参加者の声

●同じテーブル同士のメンバーで視点が発展したことが有意義だった。またファシリ皆さんの体験の共有が、細かい運営を考える際に有効だった。実際に企画書を仕上げるところまで1日で終了することが出来たのはありがたい。あとは少しふくらませれば、そのまま提案書にできるのは、ありがたい。(匿名)

●成果でなく、プロセスから学ぶスタイルに共感しました。今までの自分のファシリテーションがダメであったことを痛く感じました。(匿名)

●やっぱり自分自身のあり方だな~。(匿名)

●ワールド・カフェを実際に体験しながら、実施するための具体的な方法や事例を丁寧なアドバイスをたくさんいただくことができました。(石井慶子さん)

●問いの深さが重要と思いました。(意図が見えない+参加者が対話できるようにしておく)プロセスに期待するという姿勢を大事にしたいと思います。(匿名)

●テーマ選定の重要性、同じテーマでも書き方で印象が異なること。(匿名)


その他の皆様からも多くのご意見、ご感想をいただきました。
皆様、ご参加ありがとうございました!