【レポート】1/14「はじめてのワールド・カフェ!」開催レポート

開催概要

●タイトル:「はじめてのワールド・カフェ!」
●主催: ワールド・カフェ・ウィーク実行委員会
●日時: 2011年1月14日(金) 19:00~21:30
●場所: 東池袋あうるすぽっと
●会費: 2,000円
●ファシリテーター: ワールド・カフェ・ウィーク実行委員 坂本敬行
●参加人数: 37名 (スタッフ含む)
●テーマ: 「ワールド・カフェを初体験しよう!」
●ラウンド数: 3ラウンド+振り返り+全体シェア

●問い 
・なぜ対話が必要なのでしょうか?(1,2ラウンド)
・今、なぜワールド・カフェなのか?(3ラウンド)

●問いの意図(前回と同様)
ワールド・カフェを初めて体験する上で、体験そのものが重要なのは言うまでもありませんが、参加者ひとりひとりの抱える環境や問題もまた多岐に渡ります。私たち実行委員会は、ワールド・カフェを体験するだけでなく、気づいたことや思いをぜひ実践の場で役立てて欲しいと考えています。そのため今回は、ワールド・カフェという対話の手法を体験すると同時に、対話そのものについても探求し、実践で役立つように問いを企画しました。

当日の様子

▼「はじめてのワールド・カフェ」は、2010年10月に続き2回目の開催となりますが、参加者の比率は、ワールド・カフェ初体験の方が9割、経験者の方は数名と前回とほぼ同じでした。

▼全体の進め方は、前半「ワールド・カフェとは?」+後半「ワールド・カフェをやってみよう!」という構成です。

▼まず最初に、ワールド・カフェのストーリー(成り立ち)について初歩的なイントロダクションを行い、そもそもワールド・カフェとは何かについて共有することから始めました。既に関連書籍を読んでいる方は多くいらっしゃいましたが、体験前によりイメージができるように丁寧にお伝えしました。

▼次に、普段会社や現場で行われている会議について少し考えてもらい、ワールド・カフェという対話の手法と、日常の会議の目的との違いを明確にすることで、初体験の方がよりスムーズに手法を理解しやすいように心がけました。

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▼その後、ファシリテーターが、実際に企業内で行ったワールド・カフェの事例を10分程度で紹介し、プロセスで注意した点や裏話などを共有させていただきました。

▼休憩時間に入ると、ワールド・カフェの開始を待たずして、会場はワイガヤの状態になり、自然とワールド・カフェが始まったような状態になりました。参加者の方々の状態がリラックスした自然な状態になっていたと言えるでしょう。

▼問い:「なぜ対話が必要なのでしょうか?」(1,2ラウンド)1ラウンド目では、ワールド・カフェ初体験の方が多いにも関わらず、開始当初から活発な対話が繰り広げられました。参加者の興味・関心の強さを感じることができました。2ラウンド目では、それぞれが1ラウンド目を踏まえて、さらに対話を味わっている様子がうかがえました。興奮冷めやらぬといった状態でした。
 
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▼問い:「今、なぜワールド・カフェなのか?」(3ラウンド)1ラウンド目のホームに戻り、ワールド・カフェのシステムを体感している様子が伺えました。
 
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▼最後に、3ラウンド通して書き、描かれた模造紙を見て回ってもらいながら、一人ひとりで振り返ってもらい、その上でテーブル毎に収穫を共有する場をもちました。

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▼参加した皆様が、ワールド・カフェの目的、価値を実感し、さらに興味・関心をもたれたのを感じました。現場で実践しようと考えている人、次回は自分の興味あるテーマのワールド・カフェに参加してみようと思った人など、はじめてのワールド・カフェを存分に楽しまれたのではないでしょうか。

(レポート:坂本敬行)

工夫したこと、気をつけたこと

●ワールド・カフェをはじめて体験される方向けの開催でしたので、基本型となるスタンダードなスタイルでの運営を心がけました。

●はじめてのワールド・カフェを最高の体験にしてもらいたいという思いで、スタッフ一同おもてなしの気持ちを前面にお迎えさせていただきました。

●はじめての方向けに、ワールド・カフェの全体像を把握してもらえるように設計しました。


参加者の声

●カラフルな文字が刺激的!いつもより脳が活発に動く感じがありました。(匿名)

●書く、描くことが話すことにプラスされる効果を体感しました。自分だけ書くではなく、全て共有することに魅力を感じました。そして、エチケットを守ることで、優しい関係が作られることに自由を感じました。(田辺真由美さん)

●自分では考え付かなかったアイデアがたくさん出されて、発見の連続でした。(匿名)

●全く見ず知らずの方々と一瞬にして「場」を共有できることは素晴らしい。(片山総久さん)

●話すことがあまり出来なくても、参加している感があったことが良かった。(松浦早希 さん)

●自由な会話から生まれる新しいキーワードをたくさん見つけることができました。(山口功二さん)

●「なぜカフェが必要?」というテーマで話した中で、「落ち着いて話すことができる」という点が挙がったが、それと全く同じことを実感した。(淺田義和さん)

●対話の場を「わざと」作る必要をとても感じました。(有田佳代子さん)

●初対面の人と楽に話ができたのに驚いた。ファシリテーターから「リラックスして」と言われても「できるの?」と思っていたが、テーブルの全員が同じ姿勢ならできることがわかった。(匿名)

●自分のスペース(紙)に書くことが参加意識を高めることを学びました。(宮田志保さん)

●ワールド・カフェについて前提知識がなかったが、ある程度体系的に学ぶことができた。実際にワールド・カフェのラウンドをしたときに、他の人の意見を素直に聴くことができたことが印象に残りました。(高畑江里さん)

●はじめて会う人と話足りない!!と思うほど、夢中になるプログラムでした。(白子純子さん)

●初対面の方々とのグルーピングでしたが、短時間で本当に互いにしんきんかんを感じることができました。(井原恵津子さん)

●対話を重ねることで、自分の中の余計な装飾が外れ、シンプルに回帰していくことを感じました。(壺井秀一さん)

その他の皆様からも多くのご意見、ご感想をいただきました。
37名の皆様、ご参加ありがとうございました!