vol.102 「1 on 1ミーティング」

最近「1 on 1ミーティング」と呼ばれる上司と部下との1対1のミーティングが脚光を浴びている。


海外のIT企業が導入し効果を上げていることから、様々な企業での導入が試みられているようだ。
国内ではヤフージャパンでの導入事例が有名で、書籍も出ている。
名称は違えど、他の国内企業でも実施しているところが数々あるらしい。


このミーティング、上司と部下が2人で、週に一度、30分程度の話し合いの時間をもつ、というもの。
いわゆる「面談」とはちょっと違い、部下の業務の支援や育成の目的で行われている。
部下の悩みや相談に乗りつつ、上司は答えや指示を出すのではなく、コーチング的に質問をして部下の思考を促したり、時にはアドバイスをして壁を乗り越えるサポートもする。


ここで行われているのはまさに「対話」だ。


上司は一方的に話すようなことはしない。
相手をよく知るため、相手の考えを理解するための質問をする。
自己開示をして、相手の胸襟を開きやすくしたりもする。
あの手この手で部下を理解し、本人のためのミーティングになるように努める。


どうやらマネジメントスキルに「対話」という要素は欠かせなくなってきたようだ。


対話は特別なものではない。
でも、私たちは「対話」についてきちんと学んではいない。
AIが進化していくからこそ、私たち人間は人と人の対話を大事にしなければいけない時代がおとずれているように思う。


私たちは、もっと対話をしよう。


(DODパートナー 中川繁勝 )