この度、「ワールド・カフェ・ウィーク」と称しまして、11月15日(日)~11月21日(土)の1週間、東京を中心に様々な場所でワールド・カ
フェが開催されます。
この「ワールド・カフェ・ウィーク」の目的は、分断された人と人とのつながりを再生し、安心安全な場における対話の中から、われわれ
自身の手で新たな未来をつくりだそうというものです。
私たちはこれまで、社会の中で、対話をする場があまりにも少ないということを感じて
いました。もう少し正確にいうならば、心を開いて相手の言葉を聴き、心を開いて自分の考えたこと、感じたことを話す場が、ほとんどないのではないかと感じ
ていました。
私たち一人ひとりは、孤立していては、思い込みや偏見に囚われて、極端な考えに気づかず行動してしまうかもしれません。また行動することを恐
れ、ただ何もしないという選択をするかもしれません。そのような、一人ひとりが孤立をしてしまっている状況を何とかしたい。そんなとき、ワールド・カフェ
という手法に出会います。
心を開き、聴いて、語る。
このシンプルな場が、未来を変革する大きなエネルギーを秘めているのではないか。
率直
に思うことを伝え、心を開いて受け取る対話の場を通じて、他者の視点から世界を観ることができるのではないか。
様々な組織や地域でそういった場をつくって
いくことで、一人ひとりの参加意識を高め、自分たちで組織や地域を変えてゆこうという意識を高めていくことができるのではないか。
より良い社会の実現のた
めに、お互いの力を持ち寄り、それぞれが持てる力を存分に発揮するという何ものにも代えがたい充実感のある生き方に近づけるのではないか。
私たちはそのよ
うに考えております。
シンクタンク・ソフィアバンク代表の田坂広志氏の近刊『目に見えない資本主義』に次のような記載があります。
たとえ、その社会が不完全であり、多くの問題を抱えていても、自らが、その社会を「より良き社会」に変えるための活動に参加していると感じるとき、人々は、大きな幸福感を感じることができる。社会を変えるリーダーの登場を待つのではなく、対話の場を通して自らの行動一つひとつで社会をより良く変えていくことができると一人でも多くの人が思えること。
ワールド・カフェ・ウィークを通してそれを実現したいと、強く願っています。
ワールド・カフェ・ウィーク2009 実行委員会一同